松原用水/パイプラインになっていた
(前投稿のつづき)
後日、水道・用水関係の人と話をする機会がありました。
松原用水に関する疑問を尋ねました。
松原用水がサイフォンで豊川(とよがわ)の下をくぐり抜けてどこに現れるか?
豊津分水工という所に出口があるそうです。
でもそこから水は出ていませんでした。
なぜ?
ここでビックリの事実を教えてもらいました。
何と今松原用水はパイプライン化されて、ずっと地中を流れているそうです。
え~そうなの。
では私が自転車で走って見てきたあの用水路は?
教えてもらいました。
あれは排水専門だったのです。
田んぼなどで使用済みの水が流れ込むところでした。
それで水量が少なく、臭かったんだ。
子どもたちは排水路で遊んでいたわけです。いかんかった!反省。
※以前、排水路(悪水路)について書きました。
http://mitikusa.typepad.jp/blog/2009/07/post-7296.html
パイプラインの中を流れる水を分水工という施設で取水して、
田畑に水を行き渡らせていました。
※麻生田分水工
松原用水がパイプライン化したのは、2005年のことだったようです。
地元新聞「東海日日新聞」のサイトに記事がありました。
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&categoryid=1&id=7406
一部引用。
愛知県が20年の歳月と総事業費85億円を投じ建設してきた「松原用水」のパイプライン化(用排水分離)が完成し、
(2005年)2月8日午前10時から豊川市行明町地内、松原用水土地改良区事務所で完工式を挙げる。
地元に流れ、地元の田畑にとって重要な松原用水について
何も知らなかった自分を思い知らされて愕然。
夏休みにいい勉強ができました。
実はもう少し松原用水で知りたいことが残っています。
ちゃんと解決して2学期を迎えたいです。
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