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2009年8月19日 (水)

篆刻家さんのお話

昨日(8月18日)は研修会。

国語に参加。

講師の話を3時間近く聞きましたが、良かった。

講師は縣糞泥(あがた ふんでい)さん。

テーマは「古代文字の基礎と活用」

縣さんは印鑑屋さんであり、篆刻(てんこく)家

篆刻とは?辞典には「石・木などの印材に字を刻すること。書画などに用いる印章に、多く篆書体の文字を刻するのでいう。」と書いてありました。

私は全く知らなかった人ですが、篆刻の世界では有名な人のようです。

文字の話をたくさんしてくれました。

勉強したことを箇条書きで書き並べます。

    

○甲骨文字

 「甲」は亀の腹甲(ふくこう)、骨は牛の肩甲骨(けんこうこつ)。

 1899年に「竜骨」と呼ばれていた薬に

 文字が書かれているのを見つけたことから発見される。

○金文(きんぶん)

 青銅器に刻まれた文字。

○小篆(しょうてん)

 秦の始皇帝が文字の統一を行った。その時に生まれたのが小篆。

 美しくのびやかな文字が生まれた。篆書体。

 小篆を作る時に元になった秦以前の文字を大篆(だいてん)という。

 小篆は刻まれもした(篆刻)。当初、篆刻で使われた石は「花乳石」

    

※篆書体は、しだいに隷書体や楷書体を生み出していくことになるようです。

※印鑑屋のサイトが、このような書体に詳しく、この投稿にあたって参考にしました。

 たとえば次のサイト。書体の説明、文字の形などわかります。

http://www.rakuten.ne.jp/gold/hankodehanko/about_font.html

次の投稿につづく。

    

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