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2009年6月21日 (日)

校庭の木の観察「マテバシイ」

今日(6月21日)、校庭で観察した木。

マテバシイ

P6210027 P6210031

    

    

    

マテバシイも、クリと同じように長い花を咲かせていました。

そしてつけ根の方に雌花が並び、

先の方に雄花が並びます。

雄花は今散り始めて、受精した雄花が残っています。

P6210033    

    

    

        

この受精した雌花はすぐにはドングリにはなりません。

ふくらまずに冬を越して、次の年になってふくらんでドングリになるのです。

珍しい。

昨年受精した雌花がふくらみ始めていました。

P6210028    

    

    

P6210030    

    

    

調べたところ、実は1~3個ずつかたまっていて、

その中の一つだけがふくらんでドングリになるそうです。

将来殻(殻斗)になる部分に包まれている状態からふくらんでくるんだなと、

今日の観察でわかりました。

運動場の片隅に、ドングリのなる木があるなんていいなと思いました。

   

マテバシイ」という名前の由来を調べました。

次のブログが参考になりました。

http://824.at.webry.info/200711/article_2.html

その部分を引用してみます。

   

マテの意味は、実(どんくり)がマテ貝の形に似ることが定番と言われていますが、

こちらも諸説あり実際は不明な所があります。

他にも、九州地方ではツブラジイ、スダジイとくらべて大味なので・・・

「待てばやがておいしいシイの実になる」からマテバシイという説もあります。

     

マテバシイのドングリは食べれます。

秋にはドングリを拾って、食べることにも挑戦したいです。

ムム、これは生活科か?

     

校庭にいろいろ面白い木があります。

     

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