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2008年9月 9日 (火)

梨の礫(つぶて)/梨のブツブツ/豊川産ナシの日

今日の給食は「豊川産ナシの日」でした。

梨も好物の一つ。梨のおいしい季節がやってきました。

そんな今日、社会科の時間に「梨の礫(つぶて)」という言い方をついつい使ってしまいました。

以前子どもたちと工場に質問の手紙を書いて送ったら、丁寧な回答が返ってきました。

「ちゃんと礼状を書こう。そうじゃないと、工場の人は梨の礫だと思うよ」

と使いました。

「梨の礫って、なに?」

と子どもたちに尋ねられました。

せっかく手紙を送ったのに反応が返ってこないことだよ・・・といった感じで説明したと思います。

国語辞典にはこう書いてありました。

「投げられた礫のように、便りをやったのに返事のないこと。「梨」は「無し」に掛けたもの。」

まあ正解かな?

   

以前、「所さんが目がテン」で「梨」のことを扱っていました。(2005年9月)

あの梨の表面の特徴あるぶつぶつについて説明していました。

http://www.ntv.co.jp/megaten/

次のようなものです。 

実は、この皮の表面のブツブツは果点コルクが抜けた跡。コルクといえば思い浮かぶのはワインの栓ですよね。そもそもコルクとは、コルクガシという木の、コルク層という樹皮の部分から採取されます。このコルク層は、乾燥した気候でも木の中の水分を逃がさずに保つ役目をしているのです。しかし、そんなコルクがなぜナシにあるのでしょうか?
 そもそもナシの実は、まだ熟していない頃、皮の表面にある気孔という穴で呼吸しています。しかし果実が成長し大きくなると、皮の表面も広がるので気孔は壊れてしまうのです。その時、この壊れた気孔の部分から、中の水分が出るのを防ぐのが先ほどの果点コルクの役目。内側からコルクでフタをして、水分を中に溜め込めるようにしているのです。水分の流出を防ぐという点では、まさにワインのコルク栓と同じ。ちなみにリンゴの場合は、クチクラ層というワックスの層を発達させることで、みずみずしさを保っているのです。
      

おかげで、そうなんだと思って梨の表面を見るのが楽しみになりました。

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