大相撲、呼び出しさんはいつ懸賞旗を持って土俵に上がるか
最近ちょっと贅沢して、7月26日には大相撲名古屋場所14日目を見に行き、
昨日7月28日晩は、浜松市営球場でのプロ野球横浜VS中日戦を見てきました。
実際に見ると、「速さ」がよくわかります。
力士の動きの速さ。
野球選手の捕ってから投げるまでの速さ。
投球や打球の速さ。
テレビでも見ているのだけど、実際に見ると、こんなに速いんだと感じます。
大相撲では、今回「呼出し」の人たちの動きが目に入ってきました。
14日目、結びの一番の前の取り組み。魁皇と琴欧州戦。
力士が土俵に上がろうと動き出したころ、懸賞旗を持った「呼び出し」さんたちが入場。
力士は土俵に上がって一礼。東の力士は赤房下、西の力士は白房下で四股を踏む。
その時、懸賞旗を持った「呼び出し」さんたちは、土俵下で座って待機。
「呼び出し」さんたちがいつ立ち上がって、土俵に上がるか注目していました。
力士は力水をもらい、塩をつかんで土俵にまきます。
土俵のすみに蹲踞(そんきょ)して両腕を開いたその時、
そして「呼び出し」さんたちは、東の力士の付近から上がって、
土俵上をきれいに回って、西の力士の付近から下へ下りていきました。
なるべく力士の邪魔にならないように配慮している動きでした。
懸賞金は、懸賞旗1本につき3万円が勝った力士に渡されるそうです。
この魁皇と琴欧州の取り組みに懸賞旗は15本でした。
結びの一番の白鵬と琴光喜の取り組みは37本。
懸賞旗の紹介は一度では済まなくて、
「呼び出し」さんたちは懸賞旗を持ちかえて2回土俵上を回りました。驚き。
懸賞旗の数は1964年に26本で最高となり、ずっと記録が破られてきませんでした。
ところが2004年1月に27本の新記録が出て以来急増。
最も多いのが51本だそうです。(平成18年9月 朝青龍VS白鵬)
以上です。今回は特に次のサイトを参考にしました。
http://www.mni.ne.jp/~exciter/labyrinth/sumo/saho/mae.htm
次回も「呼び出し」の動きについて。
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