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2008年6月

2008年6月 3日 (火)

田畑の分布地図・・・簡単に「畑が多い土地」ではいけない

3年生の社会科。

校区の地図を作るにあたって、田んぼが多いか畑が多いか子どもたちに予想させ、

実際に出向いて調べて、校区の田畑の分布図を作りました。

子どもたちの調査に基づく力作地図です。

ただ、それだけでは済みません。

   

畑が多い本宮山麓斜面の地区には歴史がありました。

終戦直後にこの地区に長野県から開拓民として入植した方に話を聞きました。

当時は笹の原で、笹の根が地面を覆い、

開墾は簡単にできなかったそうです。

食料はなかなか作れず、自分たちが食べるものさえ不足。

そこで、海まで出かけて行って、貝を採って食べたそうです。

レジャーの潮干狩りではなく、生きるための潮干狩りだったわけです。

台地が多く、水にも不自由しました。さらに赤土。

たくさんの苦労の中、畑は作られてきました。

地図で見て「この地区は畑が多い」で片づけてはいけないと思いました。

   

こうやって年輩の人に土地の歴史の話を聞く。

社会科の面白さです。5年ぶりに社会科を教えて、

このような活動をしていることが楽しい。(次に続く)

     

6月2日に教室にアゲハの卵?登場

子どもの一人が、蝶の卵を見つけたと言って、持ってきてくれました。

3年1組の教室にまた仲間が増えました。

これはアゲハの卵かな。

20倍の解剖顕微鏡で撮影。P6030001_2 P6030004

    

    

    

外では寄生蜂や鳥の被害にあって、

なかなか育たない幼虫。卵が成蝶になる確率は1~2パーセントとのこと。

教室に持ち込まれた卵は、吉と出るか凶と出るか?

2008年6月 2日 (月)

6月1日朝の富士山

5月31日の晩、「いとこ会」に参加。

会場は御殿場市。

地ビールの「御殿場高原ビール」が飲み放題の宴会でした。

5月31日は曇天のため富士山は見えず。

6月1日の朝。宿の窓から見事な富士山が見えました。

がんばろう!6月。P6010001 P6010005

2008年6月 1日 (日)

待ってました!「樹液をめぐる昆虫たち」

本屋さんに注文したのに、半月ほどもかかってやっと来た本。

「樹液をめぐる昆虫たち」です。待ってました。読みました。

樹液をめぐる昆虫たち (わたしの昆虫記)

樹液をめぐる昆虫たち (わたしの昆虫記)
矢島 稔

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樹液に関するさまざまな話が面白かったです。

樹液を出す木が集まっている雑木林というのは、

人間がかつて燃料として木を利用していた時に作ったものであること。

選ばれた木が、病気になりにくく人が扱いやすいコナラ、クヌギなどの落葉樹。

それにエゴノキ、エノキ、マツなどが少々混ざります。

今は木が燃料に使われないため、雑木林が荒れていること。

   

樹液に集まる昆虫たちの闘いの話。

カブトムシのオスはその昆虫たちの中では横綱でした。

   

樹液に集まる代表的な蝶としてオオムラサキのことが詳しく書かれていました。

幼虫はエノキを食草にして、

成虫は花の蜜を吸わずに樹液に集まるとのこと。

学校の近くにエノキがあることもわかったので、

今年はぜひ国蝶のオオムラサキの幼虫や成虫を見てみたいです。

    

樹液がなぜ出るか。

その理由としてボクトウガの幼虫が木をかじるためという説が紹介されていました。

この幼虫は樹液を食し、さらには樹液を求めてやってきた昆虫を襲って食べるとのこと。

ただ樹液が出る理由はまだ確かではないとのこと。

   

樹液がよく出るのは、東京地方で6月下旬から9月いっぱい。

今年は樹液観察をやってみたくなりました。

著者の矢島さんは、国語の教科書に出てくる「自然のかくし絵」の著者でもありました。

読者プレゼントで当選!「小さな山神スズナ姫」

ある月刊誌の読者プレゼントに応募。

どうせ当選はしないだろうと思っていたら、

昨日届きました!

「読者プレゼントご当選おめでとうございます/(略)

読者プレゼント『小さな山神スズナ姫』は応募者多数のため抽選となり、

その結果、当選が決まりましたので、本日お届けします。」

そう、「小さな山神スズナ姫」が届きました。

小さな山神スズナ姫―小さなスズナ姫 (小さなスズナ姫) 小さな山神スズナ姫―小さなスズナ姫 (小さなスズナ姫)
富安 陽子 飯野 和好

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さっそく読みました。

雨雲を呼び、虹を作り、その虹から木々を紅葉させるための色をとるなど、

神様が主人公だけに、話のスケールが大きくて楽しみました。

アイディアもあふれていていいストーリー。

主人公の女の子の前向きさが元気をくれます。

なんと、この本はシリーズの中の1冊目で、この後まだ3冊ある!

楽しみです。さっそく注文。

明日はさっそく3年1組にこの本を持ち込みましょう。

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楽餓鬼

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