校区の本宮山ふもとに終戦直後にやってきて、
一面笹の原だったところを苦労して開墾して農業を始め、現在も頑張っている人の家に行き、開墾当時の話を聞きました。
出身地は長野県の「やすおか」村だと言っていました。
日本で一番多く、満洲に開拓者を送り込んだ村だと教えてくれました。
長野県の中でも、愛知県に近い「やすおか」村。
漢字でどう書くのか?「安岡」という漢字が浮かんでいましたが、自信なし。
確かめたところ、「泰阜」と書くことがわかりました。
泰阜村・・・これで「やすおかむら」と読むのか!
泰阜村・・・調べたところ、満洲にたくさんの開拓者を送り出し、
ソ連参戦による満州引き揚げでは多大な犠牲を払った村であることがわかりました。
前田中康夫長野県知事が住民票を置いたことで、ニュースになった村でした。
戦前戦中の満州だけでなく、戦後には開拓者を他の地区に送り出した村のようです。
大変な歴史をもつ村のようです。
注目したい村です。
夏休みにでも行ってみようかな。
実際に行ってわかったことは、またこのブログに。
自転車はいまだパンク状態なので、
昨日も自動車通勤。
金曜日なのでFM豊橋の渡辺欣生さんの話を聞きながらの出勤でした。
6月6日は「コックさんの日」ということで、「かわいいコックさん」の絵描き歌の話。
こんな歌詞でした。
棒が一本あったとさ
葉っぱかな
葉っぱじゃないよ カエルだよ
カエルじゃないよ アヒルだよ
6月6日に 雨、ザアザア降ってきて
三角定規に ヒビいって
アンパン二つ 豆三つ
コッペパン二つ くださいな
あっという間に かわいいコックさん
オムテモアンという会社が、
かわいいコックさんのイラストを1996年に商標登録したそうです。
この会社が6月6日を「コックさんの日」としました。
オムテモアンのHPは下記のところ。
http://www.homme-temoin.jp/cooksan/index.html
なぜ商標登録したか、たとえをあげて説明しているのが面白いから読むといいとよっちゃんは薦めていました。
見てみました。
確かに面白い。
神社に放置されていた赤ん坊か・・・!ちょっと違うような?まあいいか。
他の絵描き歌にも話は及び、
「かわいいコックさん」の絵描き歌がベースになっているのが多いと言っていました。
確かに「ドラえもん 絵描き歌」には6月6日が出てきます。
丸書いて ちょん 丸書いて ちょん
お豆に芽が出て 植木鉢 植木鉢
6月6日にUFOが
あっちいって こっちいって おっこちて
お池が二つ出来ました
お池にお船を浮かべたら
お空に三日月昇ってた
ヒゲをつけたら
ドラえもん
映像もありました。
http://jp.youtube.com/watch?v=p1cgpEDyOY0
朝、ラジオで聞いたのを縁と考え、
3年1組で子どもたちと一緒に「かわいいコックさん」を書きました。
楽しいひとときでした。
「里山」という言葉が気になっています。
本「樹液をめぐる昆虫たち」では、人間が生活のために必要な木を集めて作った人工的な”雑木林”のことを「里山」と説明していました。
山登りをする身としては、人家の近くにある比較的低い山といったイメージでしたが、ちょっと違っていました。
積水ハウスのCMでこの「里山」という言葉を使ったものがありました。
これは「人工的な雑木林」=「里山」の使い方でした。
毛利「こういう里山はね・・」
多部「なんだか懐かしいですね」
毛利「実は人が手をかけて守り育ててきた環境なんだよ」
多部「そうなんですか」
毛利「自然との共生と言うけど、昔から日本人はやっていたんだね」
多部「できるかな、私たちにも」
ナレーター「積水ハウス 五本の樹計画」
この計画、アイディアはいいなと思います。
家の近くに雑木林は、昔ながらの日本人のやり方。
ただ、その木を切って燃料にすることはないと思いますが・・。
http://www.sekisuihouse.co.jp/cm/movies/flash/057/index.html
6月4日の「虫の日」に、
カマキリの卵からたくさんのカマキリの赤ちゃんが生まれました。
3年1組の子どもたちと一緒に見ました。
次から次に出てきました。
出てきたときはカマキリの形をしていませんでしたが、
糸でつるされている間に体が伸びて、カマキリの形になりました。
こうやって変化するんだということがわかりました。
蝶の飼育箱に移しました。
そろそろ蛹になりそうだと判断してのことでした。
タイムリーでした。
今日、6月5日。天井の網に昨晩から逆さになっていた幼虫が、
急に黒い皮を器用に脱ぎました。
黒い皮を上に脱いでいって、最後は下へ落としました。(残念、落とす瞬間は見逃しました)
その下からは茶色の蛹!
子どもたちと固唾(かたず)を飲んで目撃しました。
※固唾=緊張して息を凝らしているときなどに口中にたまるつば。
蛹になってからも、しばらくクネクネ動いていましたが、
他にも続々蛹になりそうです。
連日、教室の片隅でドラマが起こっています。
毎日、理科の授業をやっている気分です。
昨日は久々の晴れ。自転車で学校へ。
ところが5分ほど走ったところで、恥ずかしいぐらい大きな音をたてて後輪タイヤがパンク!
急きょ、自転車をひいて自宅に戻り、自動車通勤。
災い転じて福となす。
自動車の中でFM豊橋の渡辺欣生さんの面白い話を聞くことができました。
昨日は6月4日だから「虫の日」の話。
ダンゴムシやフナムシは虫と呼ばれているけど、本当は甲殻類。昆虫ではありません。
甲殻類は他にカニ、エビがあるが、カニやエビは虫とは言われません。
しかし、カニは漢字で書くと「蟹」と書いて、虫の字が含まれます。
エビも、「海老」と書くと虫はないけど、「蝦(えび)」と書くと虫の字が含まれます。
かつては、カニもエビも虫として扱われていました。
「昆虫」=「虫」ではなかったのです。
辞典で調べると、「虫」は”動物の総称”の意味もありました。
虫編の漢字を見ていくと、さまざまです。
蛙(カエル)、蛤(ハマグリ)、蛇(ヘビ)をあげていました。
虹も虫だった、のは驚き。
虹は竜の一種と考えられていたようです。オスです。
メスは「霓」と書いて「ゲイ」と呼びます。
オスの「虹」とメスの「霓」を合わせて「虹霓」と書き、「コウゲイ」と読んで、にじを表すそうです。
オスの「虹」はふだん見ているにじ。メスの「霓」は、その外側に薄くできるにじ。
今度にじができたらじっくり見てみたいです。
自分で調べたこと・・・
【虹霓】のようにオスメスを表す漢字を組合わせた言葉は他にもあって、
「麒」「鳳」がオス、「麟」「凰」がメス。
そうそう、人間も虫でした。人間は「裸虫」で表わされます。
前投稿からのつづき。
田畑の分布地図を作ってみて、平らで水が得やすい場所では田んぼがつくられています。
しかし、校区全体で見たら、畑が田んぼを上回る広さです。
子どもたちと一緒に田畑の分布を調べているときに、
田んぼと思われる場所で草かきをされている男の人がいました。
(写真)
男の人に「ここは田んぼですか」と尋ねました。
男の人はちょっと困った顔をして「ここは正確に言えば田んぼではないよ」と答えました。
「それでは畑ですか」
「いや。ここは減反という生産調整で田んぼだけど休ませている場所なんだ。/
草を生やしっぱなしにしておくと、土地がダメになってしまうから、こうやって草かきをしているんだよ」
そんな話をしてくれました。
田んぼが少ない大きな理由の一つにここでぶつかりました。
校区にはかつて田んぼだった場所が、一面麦畑になっている所もあります。
これも生産調整によって田んぼが麦畑になったと予想されます。
田畑の分布図を作っただけでは済まないなと思いました。
子どもたちには、戦後の開拓民の苦労と、米の生産調整の話を
できるだけわかりやすく話しました。
どれくらい伝わったかわかりませんが、話さずにはおれない気持ちでした。
追記:麦のことについて無知な自分に気がつきました。写真の麦畑の麦は何麦?小麦?大麦?・・また調べてみよう。