篤姫に想いを寄せる肝付尚五郎
白鵬と朝青龍の熱戦を見た後にこの投稿をうちはじめました。
力の入ったいい相撲でした。
主人公の篤姫に想いを寄せる瑛太さん演じる肝付尚五郎(きもつきなおごろう)が気になっていました。
この人物はどんな人なのだろうと思いました。
調べてみたら、これまた面白かったです。
肝付尚五郎は後に小松帯刀(こまつたてわき)と名乗り、薩摩藩の家老になります。
西郷隆盛、大久保利通、坂本龍馬らを世に送り出す役割をしたすごい人物でした。
薩長同盟、大政奉還などの歴史的な出来事で活躍しました。
残念ながら、小松帯刀は病気のために、明治3年に亡くなります。享年36歳。
長く生きたなら、もっと歴史上で輝いた人になったという傑物だったようです。
ちなみに、小松帯刀と篤姫は同じ天保6年(1835年)生まれ。
同じ年の生まれに、坂本龍馬、土方歳三、松平容保(かたもり)がいます。ぞくぞくする同級生です。
雑誌「歴史街道」の2月号に、大河ドラマのチーフ・プロデューサー佐野元彦さんの次のような文章が載っていました。
「篤姫 前半の楽しみ方」として、この大河ドラマ「篤姫」の特徴の一つとして・・・
引用します。
「もう一つの特徴は、小松帯刀を篤姫と共に物語の軸にしたこと。彼は若くして薩摩藩の家老となり、薩長同盟の立役者となった人物です。」
「(篤姫が)大奥に入ると、城外で起きている出来事を伝聞でしか知ることができません。大奥の篤姫と幕末の動乱を結びつけ、彼女が感じていた時代の空気を表現できないか・・・・。」
「そこで、動乱の渦中にいた小松帯刀を、篤姫と幼馴染で彼女に想いを寄せる設定にしました。篤姫と小松は何と同い年です。実は坂本龍馬も同い年。この符合には、歴史の大きな必然を感じずにはいられません」
そうか、こういう作戦があったんだと思いました。
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篤姫についてはあまり知りませんでした。
16日に「その時歴史が動いた」で篤姫のことをやってくれ、この「歴史街道」の特集を読んでだいぶ分かってきました。
小6の娘がいつのまにか原作を買ってきて読んでいたのには驚き。
我が家では確実に「風林火山」から「篤姫」に移行しています。
篤姫、見ています。
私の両親とも鹿児島出身だったため、母が熱心に見ております。
しかし、篤姫、小松帯刀、坂本龍馬、土方歳三、松平容保、みな同じ生まれ年ですか。凄いなあ。知りませんでした。
母は文庫本を買って読んでいますが、「言葉が難しい」と申しております。
私は『薩摩のキセキ』も買ったまま。何だか読みたくなりました!
投稿: ふっとわーく | 2008年1月28日 (月) 22:36
「薩摩のキセキ」は面白そうな本ですね。ふっとわーくさん、コメントをありがとうございます。鹿児島や桜島は自転車で走ったことがある縁で、自分も関心が高いです。
投稿: いっぱい道草 | 2008年1月29日 (火) 20:00
見ました。篤姫は本当に偉いですね。
投稿: r4i gold 3ds | 2012年9月26日 (水) 17:44
r4i gold 3dsさん、コメントをありがとうございます。
篤姫はいい大河ドラマでした。
久々思い出させてくれるコメントでした。
投稿: いっぱい道草 | 2012年9月26日 (水) 21:41