2021年12月15日 (水)

番画〈562〉〈564〉:フィッシャーズ・クエスト① 劇場版「新八犬伝」を授業で見せるべきかどうか

     

今日は令和3年12月

   

番画です。

   

〈562〉フィッシャーズ

プロテニスプレイヤーに調理器具を持たせたら素人でも勝てる説www
YouTube: プロテニスプレイヤーに調理器具を持たせたら素人でも勝てる説www

   

  

〈563〉フィッシャーズ

EP 1 最強のバトルアスレチック誕生!ローションバズーカ炸裂! | フィッシャーズ・クエスト
YouTube: EP 1 最強のバトルアスレチック誕生!ローションバズーカ炸裂! | フィッシャーズ・クエスト

  

〇ビックリ!フィッシャーズは

 こんな巨大なアスレチックも造ってしまうんだ。

 シルクから挑戦状を受け取った多数のYouTuber等が挑戦している。

 テレビ番組「SASUKE」を見ている感じ。

 フィッシャーズはすごいことになっている。

  

   

〈564〉「新八犬伝 劇場版 第一部 芳流閣の決斗」

  (購入したDVDで視聴)

 

〇1975年3月15日公開の映画である。

〇授業で「南総里見八犬伝」を教えたくて大枚はたいて買ったDVD。

 どんな40分なのかと思ってワクワクして見た。

 ※参考:ここでも道草 「新八犬伝」は入手できるかどうか(2021年12月12日投稿)

〇坂本九がいい。

 坂本九の笑顔と語りは、こんなに良かったんだと思う。

 この映画から10年余で日航機事故に命を落とす。

 惜しい人を亡くしたと思う。

〇「新八犬伝」が放映されていたのは1973年4月から

 1975年の3月までの2年間。

 その時は見ていた。

 その後は見ていない。再放送なんてなかった。

 47年ぶりに再会したことになるのかな。

 でもそんな期間は吹っ飛んで、人形劇を楽しめた。

〇授業で使えるかというと疑問符だ。

 登場人物の名前が、生徒たちにはなじみがない響きだ。

 城主、お姫様、忠臣、さもしい浪人さもしさもじろう・・・

 わけがわからなくなるのではないだろうか。

 怨霊も出てくる。

〇でも、放映当時は、小学生だって中学生だって夢中で見てたのだ。

 ごちゃごちゃになってもいいので、見せるのがいいのか。

 「南総里見八犬伝」をとにかく伝えたい。 

〇映像の力を信じたい。  

 

 

2021年12月13日 (月)

番画〈559〉〈561〉:栄一の身の回りの死 6年ぶりの「私の青おに」 名作「泣いた赤鬼」を紹介したい

     

今日は令和3年12月13日。

   

番画です。

   

〈559〉大河ドラマ「青天を衝け 39 栄一と戦争」

  (2021年12月12日放映)

  

〇セオドア・ルーズベルトと渋沢栄一が対談する場面があった。

 栄一は日本の経済界を牛耳る人物になっていた。

〇尾高惇忠(じゅんちゅう)の死が描かれた。

 明治34年(1901年)に亡くなっている。70歳。

〇栄一が病に倒れる。肺の病であった。

 ポロリと、三条実美がインフルエンザで亡くなったと耳にする。

 調べてみた。

 明治24年(1891年)2月にインフルエンザ罹患で52歳で

 亡くなっていた。

〇徳川慶喜から話を聞く会で、栄一が挨拶していて、

 福地源一郎が亡くなったことを言っていた。

 これも調べた。

 明治39年(1906年)に64歳で亡くなっていた。

 渋沢栄一より1歳下である。

〇栄一の身の回りの人たちの死が次々に描かれていた。

 次回は伊藤博文(1909年没)や渋沢喜作(1912年没)が

 舞台から去る予感がする。

 徳川慶喜(1913年没)は最終回だろうか。

〇渋沢栄一は、昭和6年(1931年)91歳まで長生きした人だ。

 平均寿命が短かった世であったので、

 たくさんの死と接してきたのだろうな。 

  

   

〈560〉山形発地域ドラマ「私の青おに」

  (2015年11月18日放映)

  

〇6年前のドラマを昨晩急に見たくなって見てみた。

 そのいきさつは・・・「青天を衝け」の脚本が大森美香。

 大森美香の今までの仕事を見ていって、

 2005年の朝ドラ「風のハルカ」を知る。

 主演は村川絵梨。

 村川絵梨の出演作を調べていたら「私の青おに」があった。

 このドラマは記事にしたことがあったと思って検索。

 ※ここでも道草 山形発地域ドラマ「私の青おに」を見ました(2015年11月24日投稿)

 ☝ この記事を読むと、ドラマをべた褒めしている。

 

 そしてドラマのラストで主人公が言います。

 「今度こそ辞めないで頑張る」

 友達の言葉によって逃げていた自分を許し、

 前を向き始めた主人公の言葉でした。感動的でした。

  

 いじめの場面もあり、続けて見るのが辛く、

 途中で録画を止めて間を開けながら見ました。

 でも最後まで見たら、勇気をもらえるドラマでした。

      

 再放送はまだ決まっていないようでした。

 見逃した人はぜひ見てください。

 地域発ドラマは1時間ですが、

 ここまで1時間を有意義にさせてくれるんだなと感謝です。

    

〇ここまで褒めているのなら、道徳で使えるかと思って見た。

 でも違った。自分にとっていいドラマだけど、

 目の前の生徒たちの心を動かすかというと、違うなと思った。

 難しい。

  

   

〈561〉泣いた赤鬼【えほん動画】(2018年)

 

〇原作:浜田廣介(ひろすけ) 文:立原えりか 絵:田村セツコ

〇ドラマ「私の青おに」は道徳には不向きだと判断したけど、

 目の前の生徒たちは、名作「泣いた赤鬼」を知っているのかと

 疑問に思った。

 この名作にこそ触れさせるのがいいのだと思った。

 今日、数人に聞いてみた。「『泣いた赤鬼』って話、知ってる?」

 全員知らなかった。

〇誰もが知っていると思ってはいけない。

 知っているべきだと思う作品に出合わずに今に至っていることだってある。

 退職までの仕事の一つで、「泣いた赤鬼」を紹介したい。

 得意の動画を見せるか、それとも読み聞かせにするか。 

〇「泣いた赤鬼」を知っているからこそ

 「私の青おに」は感動的になる。

   

   

 

2021年12月12日 (日)

番画〈557〉〈558〉:チコちゃん・再びファンデルワールス力/タイ・サルに支配された町

     

今日は令和3年12月12日。

    

番画です。

    

〈557〉「チコちゃんに叱られる」

  (2021年12月11日放映)

  

〇疑問:眠れない時に数えるのはなんでヒツジなの?

〇チコちゃんの回答:「ヒツジ」と言うとリラックスするから。

 でも日本語じゃダメ。

〇sheepとsleepの発音が似ていることから英語圏で始まる。

 息をゆっくり吐く英語だからいい。

   

〇疑問:何でラップはくっつくの?

〇チコちゃんの回答:真っ平らだから、そして柔らかいから。

〇平らだと分子が引き合う力、ファンデルワールス力が働いてくっつく。

 ラップの表面は凸凹がなく平らなのだ。

 これは以前、接着剤のくっつく理由で出てきた力。

 以前記事にしたことがあったぞ。

 ※ここでも道草 「ファンデルワールス力(りょく)」を覚えるぞ(2019年11月29日投稿)

 ほぼ2年前のことだった。

〇柔らかいことで、密着。

 空気を押し出して、大気圧で外から押すようになる。貼りつく。

   

〇疑問:奈良の大仏様は何で手をあげているのか。

〇チコちゃんの回答:「怖がらなくてもいいですよ~」のポーズ

〇手の形は「印相(いんぞう)」と呼ばれる。

 いろいろな種類の印相がある。

 手をあげているのは施無畏印(せむいいん)と言われる印相。

 「怖がらなくてもいいですよ~」の意味。

 手のひらを上に向けているのは、与願印(よがんいん)

 「願いを聞きますよ」の意味。

 OKサインは来迎印(らいごういん)

 「極楽浄土からお迎えに来ましたよ」の意味。

 頬杖をつくような手は、思惟手(しゆいしゅ)

 「どうすれば人々を救うことができるのか」考えている。 

  

  

〈558〉「ニュース地球まるわかり」

  (2021年12月12日放映)

  

〇特集:真珠湾攻撃から80年。

 太平洋戦争で遺骨の特定がされていない人が8万人。

 真珠湾攻撃を受けて沈没した戦艦アリゾナでは1200人が亡くなり、

 今もって1000人が海底に沈んでいる。

 アリゾナは破損が激しくて海底から引き揚げることができない。

 そのアリゾナの上に、慰霊の建物が建てられていた。初めて知った。

〇日系人は敵性外国人とされ、強制収容所に入れられた。

 日系人の中には、忠誠を示すために軍に志願した人たちも多くいた。

 80年経った現在、ホノルルの高校では、そんな日系人の歴史が、

 授業で教えられていた。

  

〇地球ノート:タイの都市ロッブリー ”サルの町”

 サルは神の子孫とされ大事にされてきた。

 サルの種類は、カニクイザル。

 観光の目玉でもあった。観光客がエサを与えていた。

 コロナウイルス感染拡大で観光客が来なくなり、エサ不足。

 トラブルが起こるようになる。

 避妊手術をしてサルの増加を防ごうとしているが追いつかない。

  

〇旅する世界:インドの都市ムンバイ

 ※ここでも道草 「ボリウッドダンス」で道草(2021年11月29日投稿)

 ☝ ここでも話題にした旧称ボンベイである。

 アジア最大のスラム地区 ダラビ地区 

 ダラビ・ドリームプロジェクトという活動で、

 無料でダンスやラップを習うことができる。

 1人の女の子に焦点が当てられて紹介されていた。

   

今日もこのニュースをじっくり見ました。

見たことが、日々の授業に役立つといいと願っています。

番画〈555〉〈556〉:天智天皇と天武天皇 「日本沈没」⑧

     

今日は令和3年12月12日。

    

番画です。

   

〈555〉「にっぽん!歴史鑑定 日本国を創った兄弟

  天智天皇と天武天皇」(2021年11月28日放映)

  

〇このビデオを見ている時に、奥さんから

 「授業で使うの?」と聞かれた。

 正直言って、もう使わない。

 今は江戸時代を教えている。

 でも歴史の中で曖昧になっているところは、

 はっきりさせたいと思う。

 特に天武天皇のことは曖昧だったので、この番組を見た。

〇兄 中大兄皇子 第38代天智天皇

 弟 大海人皇子 第40代天武天皇

〇中大兄皇子が歴史の舞台に出てきたのは乙巳の変(いっしのへん)

 蘇我入鹿を殺した。

 この出来事の黒幕は、軽皇子。

 自分が天皇になるためには、蘇我入鹿が邪魔だった。

 軽皇子は後に第36代孝徳天皇となっている。

〇中大兄皇子は、将来自分が天皇になるには、

 軽皇子についた方が得だと考えた。

〇中大兄皇子がめざしたのは中央集権国家。

 公地公民制。

 班田収授法。

 税制の整備 租庸調

 一方では、政敵の排除をする残酷な面を見せた中大兄皇子。

〇朝鮮半島で新羅によって百済が滅亡する。

 百済を助勢する倭の国。

 白村江の戦い 新羅に敗れる。

 防人を置く 水城を築く 遣唐使を派遣する

〇中大兄皇子が即位 天智天皇

〇額田王(ぬかたのおおきみ)をめぐる三角関係。

 額田王は、最初は大海人皇子の妻だった。

 天智天皇がみそめて、天智天皇の妻となった。

〇大海人皇子は、天智天皇の娘を后にしていた。

 子どもに草壁皇子、大津皇子がいた。

 いずれは彼らが天智天皇の後継者と目された。

〇しかし、天智天皇は息子の大友皇子を昇進させ、太政大臣にする。

 後継者とする。

 天智天皇が偉くなりすぎて、天智天皇の子孫でないと

 後継者になれないという雰囲気があった。

〇それなのに、天智天皇は、病床に大海人皇子を呼んで、

 「おまえに託す」と言った。

 大海人皇子は譲位を断り、出家をする。吉野へ。

 もし譲位を受けると、謀叛ありとして粛清されることを恐れて、

 身を守るために出家したと推察される。

 天智天皇の政敵を排除する残酷な面。

〇天智天皇崩御

 大友皇子が即位。弘文天皇。

〇大海人皇子は、天皇の座を奪うために挙兵。

 古代最大の内乱 壬申の乱

 敗れた弘文天皇は自害 25歳

〇大海人皇子は天皇となる 天武天皇

 天皇の権力強化 

 律令をつくる 飛鳥浄御原令(あすかきよみはらりょう)現存しない

 「日本書紀」「古事記」の編纂を命じる。

 倭国から「日本」 大王(おおきみ)から「天皇」

  

  

〈556〉ドラマ「日本沈没 希望のひと」第8話。

  (2021年12月5日放映)

 

〇相変わらずCGを期待して見ていますが、CG映像はなかった。

〇日本が沈没して、日本人全員が外国に移住しなくてはならない

 とんでもない状況。

 そのためにはどうしたらいいのか、よく考えられている。

 政策に具体性がある。

 見ていて家族で相談してしまう。

 「どこの国に行きたい」

 「抽選で国が決まるみたいだけど、しょうがないのか」

 実際に日本沈没が起こるような気がして、少々真剣に話してしまった。

〇12月12日、つまり今晩は最終回。

 2時間余の放送らしい。もう映画なみの準備だ。

 予告を見ると、いよいよCG映像が出てきそうだ。

 楽しみだ。

 

 

日めくりより/「バン」とはなんぞや?

     

今日は令和3年12月12日。

    

日めくり「雑学王」(TRY-X)より。

   

Epson047

食用アンコウのほとんどがメスであるワケは?

   

アンコウはまだ食べたことがないかな。

オスが小さいのは聞いたことがあります。

最後はメスの体に同化してしまうのではないかな。

1545082_395156863963705_1148721187_

ごはんと板前料理 銀の穂

    

気になったのは「三鳥二魚」のなかの「バン」

「バン」とはなんぞや?

  

海鮮ふぁん

☝ このサイトの説明を引用します。

  

鷭(バン)という鳥はあまりなじみがないかもしれませんが、

日本中に生息している鳥だそうです。

主に湖沼、川、水田、湿地などに生息していて、

「クルルッ」と大きな声で鳴くので、

それに驚いて他の動物が水田に近寄ってこれません。

なので、「田の番をする鳥」としてバンの名が付けられたそうです。

現在では、鷭は狩猟鳥獣の鳥類28種の中に含まれており、

狩猟免許を取得した者は獲ることができますが、

鶴、雲雀の捕獲は禁止されています。

知り合いに猟師さんがいれば鷭の肉が手に入ることはあるかも

知れませんが、そうでなければ、江戸時代の珍味の「三鳥」を

味わうことは不可能なんですね。

   

う~ん、画像が見たいと思いました。

  

BIRD FAN

☝ ここで見ることができました。

食べるとおいしいんだ。

「新八犬伝」は入手できるかどうか

     

今日は令和3年12月12日。

    

前記事に引き続き、人形劇「新八犬伝」について。

「南総里見八犬伝」のことを知ったのは、

社会科の授業ではなくて、この「新八犬伝」です。

  

NHK放送史 連続人形劇 新八犬伝

☝ ここに「新八犬伝」の概要が書かれています。

  

1973(昭和48)年4月から1975(昭和50)年3月まで、

全464話が放送されたそうです。

私の年齢だと12歳から13歳。

小学6年生から中学1年生かな。

464話!そんなに放送されていたのですね。

とにかく見ていました。面白かったです。

八つの玉「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」は、

この順番で今でもすらすら言うことができます。

上記サイトを読んで思い出したのは、

語りを担当していたのが坂本九さんだったことです。

そうでした、そうでした。

「九」と書かれた頭巾をかぶって黒子で登場したことも

思い出されます。

   

「南総里見八犬伝」を教えるなら、

50年近く前の「新八犬伝」で生徒たちに教えたい。

私が体験したようなワクワクした気持ちを味わわせたいと

思いました。

   

当然ながら録画したのはありません。

ネットで調べました。

YouTubeにもありません。

アマゾンでありました。

amazon

「NHK DVD 人形劇 新八犬伝 劇場版」というのが

手に入るようです。

40分間の番組で、9000円近くします。

アマゾンのコメントによると、

話自体は八犬伝の発端となる安房国里実家の話と、

八犬伝登場となる犬塚信乃の話と、

有名な芳流閣の決斗のくだりが収められているとのこと。

迷いました。

迷いつつも、奥さんの許しを得て、

購入ボタンをポチンと押してしまいました。

 

2学期の社会科の授業は、この「新八犬伝」を見せて終わりになるかな。

   

追記:このドラマも、なかなか良さそうです。

51sq64mvvel_ac_sy445_

amazon.

 

ただ値段が5000円以上。

今回は、50年前の人形劇で授業はいきます。

番画〈551〉〈554〉:きくドラ「東海道中膝栗毛」

     

今日は令和3年12月12日。

    

授業で、十返舎一九の「東海道中膝栗毛」を教えます。

やっぱり作品を紹介したいです。

動画にないかと探しました。

ありました。

  

きくドラ 十返舎一九

☝ このサイトで3つのお話を聞くことができます。

番画扱いです。

  

〈551〉十返舎一九「東海道中膝栗毛ー小田原の宿ー」

 

〇五右衛門風呂のお話。

 このドラマを聴かせるためには、五右衛門風呂がどんなものか

 あらかじめ教えておく必要がある。

 この図がわかりやすいかな。

Bath04

https://www.kitchen-bath.jp/changesbath3   

    

〈552〉十返舎一九「東海道中膝栗毛ー御油から赤坂ー」

  

〇地元豊川市のきつねの話。

 東海道五十三次の中で、最も近い宿場町での出来事。

 関心をもって聴いてくれるかな。

  

   

〈553〉十返舎一九「東海道中膝栗毛ー宮から桑名ー」

  

〇桑名へ行くには船旅だ。

 そんな説明も加えながら、この話も聴かせたい。 

  

  

「きくドラ」は「ラジオドラマで聴く、名作文学」というのが

コンセプト。

上記3作品は、今から5~6年前の作品です。

今も作品を更新しているのかと思ったら、次の作品は今年の作品でした。

今も続いていた。

  

きくドラ 曲亭馬琴

   

〈554〉曲亭馬琴「南総里見八犬伝 芳流閣の決闘」

    

〇授業では「南総里見八犬伝」も教える。

 私たちの世代で、「南総里見八犬伝」と言えば、

 人形劇の「新八犬伝」だ。次の記事で書きたい。

初めて中学校の公式の大会で審判をしました

     

今日は令和3年12月12日。

    

昨日は生まれて初めての体験をしました。

   

中学校の公式のバスケットボールの大会で、

初めて審判をしました。

他の先生から、審判服を借りて、

格好も本格的に装ってやりました。

最初は緊張しましたが、

いざ始まって、笛を吹き始めると、

いつも通りに出来たと思います。

  

退職3カ月余り前に、いい体験ができたと思いました。

 

バスケットボールの審判は、

新任の頃からやっていたことです。

教員生活で身につけたスキルの一つだと思います。

笛一つでゲームを支配できるのは、

ちょっと快感です。

2021年12月11日 (土)

「御巣鷹山と生きる」③ 美谷島さんもきっと揺れている

     

今日は令和3年12月11日。

        

前記事に引き続き、

「御巣鷹山と生きる 日航機墜落事故遺族の25年」

(美谷島邦子著/新潮社)より引用します。

   

  

2008年10月には、日航安全啓発センターで、初めて日航の社

員に対して話をした。新人研修で客室乗務員45人にむけての講話

だった。社員に話をしようと思ったのは、墜落時刻で止まった時計

や壊れたメガネなどの展示された遺品を、ただ見るだけでなく、そ

こにある物語を知ってほしいと思ったからだ。健が飛行機に乗った

日から遺体が発見される日までのこと、そして、健の遺品のことを

中心に話した。

遺族が話すことで、安全啓発センターにおかれた事故の残骸や遺品

や遺書が初めて生きたものになると思った。

(173p)

   

美谷島さんのスタンスは、事故の原因は日航やボーイング社にあり、

事故再発がないように日航と接しているように思えます。

しかし、青山透子さんの説で行くと、日航も被害者であり、

この事件に巻き込まれた感じです。

日航と深く関わってきた美谷島さんは、長年考えて行動してきたことと、

そうではないという説の間で、揺れているのだと推察します。

次のような文章もあります。

   

事故の原因究明と日航の関係を話すと、私は、この事故の大きな原

因は、日航がボーイング社の修理を妄信したことではないかと思っ

ている。日航の内部には、「この事故はボーイングのせいで起きた」

と考えている社員がいることをかなり後で知ったが、事故後も「メ

ーカーを妄信しない」という反省が活かされているのか疑問だ。会

社のトップは、内部の犯人探しや、ボーイングへ責任を押し付ける

ことで、この事故を終らせたいと思っていなかったか。会社として、

メーカーを妄信せずに、運航輸送業者としての責任を真摯に謙虚に

受け止めていたのだろうか。

(179p)

  

事故後25年目に発刊された本では、

美谷島さんはこのように考えていました。

青山透子さんや小田周二さんの説が真相ならば、

これらの考え方は的外れになってしまいます。

それは受け入れられないことなのではないか。

  

  

25年間で感じたことは、遺族の気持ちは、環境と心境の変化によ

って揺れるということだ。最初は実名、何年か後に匿名を希望する

遺族がいる。逆もある。また、家族の中でも考え方が違う。だから

こそ、いつも遺族の了解が得られるように努力してほしい。

(196p)

  

青山透子さんや小田修二さんの説によって、

遺族の気持ちは大きく揺れていると思います。

  

  

特に、8・12連絡会の立ち上げの時から付き合いのある記者たち

には、特別の思いがある。8月12日生まれだという、当時新人だ

ったTBSテレビの松原耕二記者は、健の部分遺体が見つかった日、

カメラを回さないで、12月の寒い体育館で大粒の涙を流していた。

(197p)

   

現在「サンデーモーニング」に出演している松原耕二さんは、

1960年8月12日生まれでした。

TBSは定年退職しています。

松原さんにはこのような体験があったのですね。

   

  

最後に3つの文章を引用します。

   

事故後10年目ぐらいから、灯籠流しなどの8・12連絡会行事に、

日航の登山支援班の人を中心とした日航の協力が始まった。

川に流れていく燈籠は、人々のやさしさ、犠牲者の命の尊さを後世に

繋いでくれる。520の御霊が、導いてくれるのだろうか。

日航の女性社員が川に入って、灯籠が流れやすいように道筋を作り、

川下では、日航の男性社員が、真っ暗な川面から灯籠を回収する。こ

れらの行事を通して安全を求める気持ちは、被害者も加害者も同じだ。

(147~148p)

   

大事故を起こした会社と肉親を亡くした遺族との心の出会いが、御巣

鷹の山道で、日航の手作りの山小屋で始まっていた。

私は、山小屋に泊まった日のことを今でも思い出す。日航が、ビルの

中で考えるのとはまったく違う遺族支援があった。(中略)

山では、日航の登山支援班の社員と遺族が声を交わした。山が、両者

の心を結ぶ唯一の場所になり、事故を起こした会社と遺族との関係は、

劇的に近づくことになった。この山にいる日航の男たちは、「山を守

ろう、亡くなった人たちの場所を守ろう、賠償とは関係なく」と言っ

ているような気がした。

(150~151p)  

    

毎年、11月中旬から翌年の4月末まで、御巣鷹の尾根の登山道は、

閉じられる。この25年間で、私の御巣鷹山への登山回数は、146

回となった。20年前、健の墓標の脇に植えた30センチのもみの木

は、今、5メートルを超えた。

2009年11月14日、そのもみの木にクリスマスの飾りつけをし

て、夫と雨の中、山を下る。途中、日航の登山支援班が、新人の社員

を連れて「鎮魂の鈴」を片付け、雪に覆われて傷まないように墓標の

整備をしている。

会社は存続の危機にあり、毎日毎日、再建に関する報道がなされてい

る中だった。しかし、社員は黙々とこの御霊の山にきて作業していた。

毎年繰り返される御巣鷹の閉山風景。

私は、「ありがとう」とつぶやく。

(158p)

       

これらの文章を読むと、青山透子さんに「日航の広告塔」と

言われてしまう美谷島さんの原点があるように思えます。

美谷島さんもきっと揺れていると思います。

  

以上で「御巣鷹山と生きる 日航機墜落事故遺族の25年」からの

引用を終えます。

   

 

2021年12月10日 (金)

「御巣鷹山と生きる」② 不幸の連鎖

    

今日は令和3年12月10日。

    

前記事に引き続き、

「御巣鷹山と生きる 日航機墜落事故遺族の25年」

(美谷島邦子著/新潮社)より引用します。

     

   

会に寄せられる手紙には、残された者の回転の狂ってしまった今の

生活がうちあけられ、苦しみがつづられています。

2人の肉親を失い、事故後病気になり亡くなった人。自殺した人。

心労のため肉親の不幸が重なった人も多くいます。家庭内のトラブ

ルが、事故後すぐに起き、心安まることのない人。根無し草のよう

に住居が定まることのない人。何とか立ちなおろうとしながらも、

幸せの歯車はあの日以来なかなかかみあってくれません。

最愛の人が欠けたために生じたその穴は、埋まるどころかますます

大きくなります。夫が亡くなり、妻は婚家を出、姓も名のれず、お

墓も夫の実家のもとにあり、残るのは夫の想い出だけですという人。

やさしかった息子が亡くなり、嫁は家を売り、年老いた母は今小さ

なアパートで一人暮らし。家賃も滞る有様の方。

(63p)

   

事故死という不幸がきっかけで、不幸が連鎖することがあるよなと、

この文章を読んで思いました。

事故さえなければと思った人がたくさんいたと思います。

事故は事故だけで終わりません。

  

  

8・12連絡会の方針は、当初から「遺族同士のゆるやかな連帯」

だった。さまざまな意見があったが、大方一致したところでまとめ

るという「ゆるやかな連帯」が、大切な方針であり続けた。そして、

遺族の心の中にある「事故を忘れたい」という思いと、「絶対に忘

れない」という思いを大切にしていきたいと思っていた。

(75p)

   

現在、8・12連絡会はどんな方向を向いているのだろう。

撃墜説に対してどのように思っているのだろうか。

「忘れたい」「忘れない」の気持ちは、当事者の気持ち。

わかるような気がします。

  

  

20年が経っても、夫を亡くした妻は、「2人の息子を成人させ、

孫たちにも囲まれていても、夫婦一緒の姿をみるとあなた、側にい

て欲しいよ、淋しいよと思う。言葉にすると今も涙がでる」と書く。

(82p)

  

これもわかるような気がします。

当事者の気持ちがたくさん載っていた本です。

  

  

小川領一さんは、海外で勉学した後、鹿児島に移住、自分の会社を

立ち上げた。今、国内外の環境、国際協力分野で精力的に働いてい

る。事故で、父母と妹が逝き、弟と2人残された。遺品のカメラに

は、父親の哲さん(当時41歳)が写した写真があった。事故から

5年後、「事故防止の一助に」と写真を公開した。窓外の雲、東京

湾、富士山と続いた写真は、6枚目で急を告げている。酸素マスク

をつけた乗客と乗員の姿がある。貴重な写真だ。

(85p)

   

青山透子さんも著書に掲載した写真だと思います。

美谷島さんも同じものを見ています。

  

 

遺族の1年は、8月12日からはじまり、翌年8月11日に終わる。

(91p)

  

これも当事者の貴重な気持ち。

そうなんだろうなと寄り添うことはできます。

  

 

事故の第一現場の相模湾上空から落下して海中に沈んでいる残骸を、

徹底的に回収するように求めた。

(100p)

しかし、そんな遺族の思いとは離れて、CVR(音声記録)、

DFDR(飛行記録)の生テープは、ともに公開されないままだっ

た。公正な事故調査のためには、プライバシーの問題等を考慮した

上で、なんらかの方法で公開して欲しいと思った。

(111p)

    

青山透子さんと一致する意見です。

でもまだ回収されていなくて、公開もされていません。

  

  

つづく

  

  

最近の写真

  • Img_9269_2
  • Img_7518
  • Img_7543
  • Img_7541
  • Img_7540
  • Img_7537
  • Img_7536
  • Img_7535
  • Img_7534
  • Img_7533
  • Img_7532
  • Img_7190

楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉