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2021年12月13日 (月)

番画〈559〉〈561〉:栄一の身の回りの死 6年ぶりの「私の青おに」 名作「泣いた赤鬼」を紹介したい

     

今日は令和3年12月13日。

   

番画です。

   

〈559〉大河ドラマ「青天を衝け 39 栄一と戦争」

  (2021年12月12日放映)

  

〇セオドア・ルーズベルトと渋沢栄一が対談する場面があった。

 栄一は日本の経済界を牛耳る人物になっていた。

〇尾高惇忠(じゅんちゅう)の死が描かれた。

 明治34年(1901年)に亡くなっている。70歳。

〇栄一が病に倒れる。肺の病であった。

 ポロリと、三条実美がインフルエンザで亡くなったと耳にする。

 調べてみた。

 明治24年(1891年)2月にインフルエンザ罹患で52歳で

 亡くなっていた。

〇徳川慶喜から話を聞く会で、栄一が挨拶していて、

 福地源一郎が亡くなったことを言っていた。

 これも調べた。

 明治39年(1906年)に64歳で亡くなっていた。

 渋沢栄一より1歳下である。

〇栄一の身の回りの人たちの死が次々に描かれていた。

 次回は伊藤博文(1909年没)や渋沢喜作(1912年没)が

 舞台から去る予感がする。

 徳川慶喜(1913年没)は最終回だろうか。

〇渋沢栄一は、昭和6年(1931年)91歳まで長生きした人だ。

 平均寿命が短かった世であったので、

 たくさんの死と接してきたのだろうな。 

  

   

〈560〉山形発地域ドラマ「私の青おに」

  (2015年11月18日放映)

  

〇6年前のドラマを昨晩急に見たくなって見てみた。

 そのいきさつは・・・「青天を衝け」の脚本が大森美香。

 大森美香の今までの仕事を見ていって、

 2005年の朝ドラ「風のハルカ」を知る。

 主演は村川絵梨。

 村川絵梨の出演作を調べていたら「私の青おに」があった。

 このドラマは記事にしたことがあったと思って検索。

 ※ここでも道草 山形発地域ドラマ「私の青おに」を見ました(2015年11月24日投稿)

 ☝ この記事を読むと、ドラマをべた褒めしている。

 

 そしてドラマのラストで主人公が言います。

 「今度こそ辞めないで頑張る」

 友達の言葉によって逃げていた自分を許し、

 前を向き始めた主人公の言葉でした。感動的でした。

  

 いじめの場面もあり、続けて見るのが辛く、

 途中で録画を止めて間を開けながら見ました。

 でも最後まで見たら、勇気をもらえるドラマでした。

      

 再放送はまだ決まっていないようでした。

 見逃した人はぜひ見てください。

 地域発ドラマは1時間ですが、

 ここまで1時間を有意義にさせてくれるんだなと感謝です。

    

〇ここまで褒めているのなら、道徳で使えるかと思って見た。

 でも違った。自分にとっていいドラマだけど、

 目の前の生徒たちの心を動かすかというと、違うなと思った。

 難しい。

  

   

〈561〉泣いた赤鬼【えほん動画】(2018年)

 

〇原作:浜田廣介(ひろすけ) 文:立原えりか 絵:田村セツコ

〇ドラマ「私の青おに」は道徳には不向きだと判断したけど、

 目の前の生徒たちは、名作「泣いた赤鬼」を知っているのかと

 疑問に思った。

 この名作にこそ触れさせるのがいいのだと思った。

 今日、数人に聞いてみた。「『泣いた赤鬼』って話、知ってる?」

 全員知らなかった。

〇誰もが知っていると思ってはいけない。

 知っているべきだと思う作品に出合わずに今に至っていることだってある。

 退職までの仕事の一つで、「泣いた赤鬼」を紹介したい。

 得意の動画を見せるか、それとも読み聞かせにするか。 

〇「泣いた赤鬼」を知っているからこそ

 「私の青おに」は感動的になる。

   

   

 

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