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2025年3月27日 (木)

通算9800本目の投稿/「薬石効なく」・・聞いたぞ、この言葉

  

今日は令和7年3月27日。

  

声優の川浪葉子さんが亡くなったニュース。

Img_1107

Yahoo!ニュース

  

私はもうじき64歳。

川浪さんが亡くなったのが67歳。

お顔は見たことがないけど、声を聞いていた方。

年齢的に同じ時代を生きた方の訃報は、

辛いですね。きっとまだ死にたくないと思ったことでしょう。

冥福をお祈りします。

  

私は、この訃報記事で気になった言葉がありました。

「薬石効なく」

これは昔聞いた覚えのある言い回しです。

意味は予想つくけど、調べてみます。

imidas

このサイトから引用します。

  

読み方は「やくせきこうなく」

意味は「いろいろの薬や治療法を用い、手厚い看護をしたのだが、

そのかいもなく(死去してしまう)。」

語源は「『薬石』は、もと、薬と石鍼(いしばり)(治療用の石製の鍼)、

また、それを用いて治療することの意。転じて、種々の薬の服用や病気の治療法。

  

いい言い回しだなと思います。

周りの方達が、いろいろな手を施したが、

亡くなったという、孤独ではない死を思い浮かべられて

いいなと思いました。

訃報に使うにはいいと思います。

  

病気の名前がおそらく初耳。

「腹膜播腫」

日本腹膜播種研究会

このサイトから引用します。

読み:「ふくまくはしゅ」

説明:人間の腹部には、「腹膜」という一層の細胞層で包まれた大き

   な内腔(「腹腔」といいます)があり、この中に胃、小腸、大腸、

   肝臓、胆嚢などの消化器官や卵管、子宮などの女性器が存在し

   ています。これらの臓器にはがんが比較的多く見られますが、

   がんは臓器の内側にある粘膜から発生します。しかし、がんが

   成長して内側の粘膜から外側の表面(「漿膜」といいます)まで

   進出してくると、表面からはがれた癌細胞がフリースペースで

   ある腹腔の中に散らばって腹膜上に転移巣を作ってしまいます。

   この病態は、ちょうど「腹膜」という畑に「がん」の種を撒く

   ような現象であることから、「腹膜播種」という言葉で表現さ

   れています。腹膜播種という言葉は一般にはあまりなじみのな

   いものですが、胃癌や卵巣癌で亡くなられる方の半数近くが

   「腹膜播種」に伴う症状に苦しむとされ、決して珍しい病気で

   はありません。

  

川浪さんは、おそらく何かの種類のガンになられ、

そのガンが腹膜内に撒かれた状態になり、

転移した状態だったのでしょう。

 

  

もう一つ。

事務所の公式サイトになった訃報の1文字。

「儀(67歳)」

の「儀」の文字。

町内会での訃報では「享年」を使いますが、

同じ意味なのでしょうか。

調べたら、違いました。

  

葬儀の京典 葬儀看板の「儀」ってなんでしょうか?

このサイトを参考にします。

  

「儀」には、故人の名前の後について、

「〜について」「〜に関わる」という意味です。

言われてみれば、葬儀場の看板に「儀」の文字があります。

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「故人に関する葬儀」だという意味なのです。

   

したがって、事務所の公式サイトにある「儀」も

年齢にかかるものではなく。

「川浪葉子に関することで、かねてより病気療養中のところ・・・」

という意味だと思って読めばいいと思います。

故人の名前の後につけるのが原則で、

故人が身内の場合は、「様」をつけずに、

「儀」をつけるようです。

    

どうにか、このニュースを読んだ時に気になったこと解決。

通算9800本目の記事。

春休み中には達成したいと思っていました。

間に合った。

  

今日は結婚記念日。

と、奥さんに言われて、先ほど知りました。

いかんなあ。

まあ、今まで特別なことをしてきた日ではないけどね。

37年が過ぎました。

  

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