「繭」を見て、繭が出てきたドラえもんを思い出した5年男の子
今日は令和6年10月9日。
通級教室に来る子どもたちには、
今日もオコゼ(イラガの幼虫)が木片に繭を作ったのを
見せました。
今朝発信した記事に載せた写真のように、
オコゼは上手にカモフラージュしているので、
子どもたちは、なかなか繭を見つけることはできませんでした。
その中のひとり、5年生の男の子が、
繭を見て、「昔、ドラえもんで繭が出てくる話があった」と
言い出しました。
この子は、昔見たこと、聞いたことをよく覚えていて、
何かキーワードに触れると、昔のことを思い出すことが
度々あります。かねてからすごいなあと思っていることです。
その子が何か思い出すたびに、タブレットで確認します。
そしてその子の記憶が正しいことを知って、
何度も驚いてきました。
今回はどうか。
「ドラえもん 繭 昆虫」で検索しました。
ヒットしました。
1990年4月20日放映です。
ジャイアンにいじめられたのび太が、ドラえもんに助けを請う。
しょうがなくドラえもんが与えたのは「コンチュー丹」
この薬を飲むと、昆虫の力を得ることができると説明される。
ただ力を得るには時間がかかる。
昆虫が幼虫から成虫になるまでに時間がかかるように、
時間がかかる。のび太はいつまでかかるか聞く。
ドラえもんは、きっと明日の朝くらいだと言う。
のび太は、昆虫のように葉っぱを食べ始める。
そして夜、寝ている時にむくっと起きて、
口から糸を吐き出して繭を作り出す。
繭の中で、のび太は蛹になったと思われる。
翌朝、繭が破れ、のび太が飛び出す。
見かけは変わっていないが、昆虫の力はついた。
カブトムシのように硬い体でジャイアンのパンチにびくともしない。
チョウのように、軽やかに飛んで、ジャイアンの攻撃を避ける。
ハチのようにジャイアンを刺す(殴る)。
そしてアリのような怪力で、ジャイアンを投げ飛ばす。
ジャイアンを倒して意気揚々ののび太だが、
虫取り網を見ておびえる。
自宅に戻って、お母さんが殺虫剤を使っているのを見て、
卒倒する。
ちゃんとオチがあるのがいい。
5年生の男の子の記憶力に、また感服しました。
1990年の放映。いつ、どこで見たのだろう。
それでは、アニメの写真を並べます。
こんな話をよく考えましたね。
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