初めて聞いた「ヌカカ」/驚異の羽ばたき回数
今日は令和6年10月3日。
8月11日に買った虫除けスプレー。
ちょっと高かったけど、これを選んだのは、
「ヌカカ」とは何だ?と思ったからです。
いろいろなサイトでヌカカを見ましたが、
とにかく小さなハエの仲間のようです。
種類も多く、まだ日本名がないヌカカもあるようです。
このサイトを参考にしてみます。
引用します。
(前略)
気絶した(瀕死の)虫を紙の上に移して写真を撮る。コールド・スプ
レーのショックで産卵してしまった様である。死に際に産卵する現象
は、ハエや蛾でも良く見られる。
さて、この虫、何者か。一見、ブユの様だが体長は約1.7mm。ブユ
は普通2~4mm位で、もっと大きい。決定的な違いは触角の長さであ
る。ブユの触角は短く頭幅以下。ブユに似てもっと小さく(多くは体長
2mm以下)、触角が数珠状で長いのはヌカカである。(中略)
ヌカカは漢字で糠蚊と書く。糠粒の様に小さい蚊と言う意味であろう。
小さいので網戸を容易にくぐり抜け、これに刺されると、その時は何と
もないが、かなり時間が経ってから酷い痒みと腫れを生じ、完治に1週
間以上かかることも屡々(しばしば)ある。北海道開拓初期の記録を読
むと、知床半島などでは、肌を出すと忽ちの内にビッシリとヌカカに被
われ、まるで糠味噌を掻き回した後の手の様になったそうである。しか
し、北方の吸血昆虫と言う訳ではなく、熱帯に産するものも多い。九大
目録の224種の内、北海道に産するのは僅か20種である。
また、人や恒温動物に対して吸血性の種類ばかりでなく、カエルや昆虫
の体液を吸ったりする種類も多く、更に、小昆虫を補食するもの、花蜜
を摂るものなど、成虫の食物スペクトルは広い。ただし、これは蚊と同
じで雌だけの習性だそうである。(後略)
死ぬ間際に産卵する習性に興味を持ちました。
触角が長くて、数珠状なのがヌカカなのですね。
小ささの例えで「糠(ぬか)粒」が出てきます。
これは何だろう?
そもそも糠を見てみましょう。
確かにこれを見ると、糠の粒は小さい。
糠の粒のように小さいのでヌカカ。
興味があるのは、今回の「スキンベープミストイカリジンプレミアム」に
「日本初ヌカカにも効く!」
と書いてあります。
今までの防虫スプレーは、ヌカカには効かなかったのかな?
ヌカカは服の中まで入ってくるということで、
「スケベ虫」「エッチ虫」と呼ばれるそうです。
服にもかけて有効なので、服の中に入ってくるのを
防げるという事でしょうか。
8月25日放映の「ダーウィンが来た!」で、
このヌカカの羽ばたきの回数を計測することをやっていました。
撮影が非常に難しいようで、苦労して撮影したのは、
ヌカカの0.2秒の映像。
スーパースローの映像を見て、子どもが数取機を使って、
羽ばたきの回数を調べていました。
0.2秒の計測の5倍なので、正式記録ではないようですが、
1秒間に1375回というとんでもない羽ばたき回数。
この子が言うように、驚異の身体能力です。
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