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2023年12月27日 (水)

メジロの舌 ネットで調査

   

今日は令和5年12月27日。

  

昨日に続いて、鳥の舌について。

どうも、鳥には舌があるようです。

大小長短はあれども。

  

花の蜜を吸う鳥で調べてみます。

オーストラリアの鳥、ニューホランドハニーイーターのように。

  

メジロ。

  

まずは、このサイトの写真に圧倒されました。

ももちゃんの花結び・・・ メジロの舌

メジロが木の実を飲み込もうとしている写真です。

その1枚。

Img_3515

けっこう長いです。

メジロも、蜜を吸うときに、この舌を使っているのではと想像します。

  

次の方も、メジロの舌の長さに驚いています。

近隣の野鳥を探して メジロの舌は、長かった。

その証拠写真。

Img_3516

  

次のサイトに、舌について詳細に文章で書いている方がいました。

山崎川鳥撮会 接写〜メジロの舌の機能と接写

  

文章を一部引用します。

  

鳥には歯がありませんから咀嚼(そしゃく)することなく飲み込むた

めの機能が舌に備わっています。メジロの舌は、横から見ると”への

字”になっていて突起物があり、木の実などを飲み込む際に落ちない

ようにストッパーの役割をはたし、ベルトコンベアーのように口の中

へ送り込みます。この突起物は舌骨(ぜっこつ)器官といわれ舌を支

える骨で、鳥の場合には目に見えるほどのところまで露出し伸びてい

ます。(中略)

さらにメジロの舌の先端は、筆先のようにいくつもに分れていて、花

蜜をからめて吸い取りやすい構造となっています。

  

なるほど。

「への字」については、上記の「ももちゃんの花結び・・・」に、

よくわかる写真がありました。

Img_3517

への字の山のところで、食べ物を喉の奥に入れるのですね。

ただ、写真のメジロは、この後、木の実をもう一度嘴に出し、

実を潰してから、食べていました。

舌の先端はブラシのようになってるとのこと。

蜜を摂取しやすくなっているのですね。

  

舌先の写真を探しました。

ちゃんとありました。ネットは素晴らしい。

京都市動物園 救護センターブログ メジロの舌

  

メジロの舌です。

Img_3518

同じく花の蜜を吸うヒヨドリの舌です。

Img_3519

舌先はいくつかに分かれていて、ブラシというか、

筆先のようになっています。

蜜を吸い取るには良さそうです。

  

最後に面白い記事を紹介します。

メジロとかヒヨドリは、花の蜜を吸います。

吸うことで、花の花粉が嘴とかについて、

他の花に移動して、結果、受粉を助けます。

しかし、スズメは、嘴も短く、舌先も筆先のようにはなっていません。

でも花の蜜は欲しい。

この記事では桜の花が出てきます。

桜の花の蜜が欲しいスズメは、

花の根元の蜜のある萼筒を、

外側から嘴で噛んで、出てきた蜜を飲みます。

花はちぎれて落ちてしまいます。

スズメのやり方は、桜の受粉には助けにならず、

「盗蜜」と呼ばれるそうです。

詳しくは、このサイトの記事を読んでみてください。

日本野鳥の会大阪支部HP 和田岳さんの身近な鳥から鳥類学 第1回 サクラの花に来る鳥たち

来年の春、桜の花が咲いたら、

このページに戻って来たいです。

もう一度読み直して、サクラと鳥の観察をしたいです。


  

メジロの舌の調査、面白かったです。
  

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