メジロの舌 ネットで調査
今日は令和5年12月27日。
昨日に続いて、鳥の舌について。
どうも、鳥には舌があるようです。
大小長短はあれども。
花の蜜を吸う鳥で調べてみます。
オーストラリアの鳥、ニューホランドハニーイーターのように。
メジロ。
まずは、このサイトの写真に圧倒されました。
メジロが木の実を飲み込もうとしている写真です。
その1枚。
けっこう長いです。
メジロも、蜜を吸うときに、この舌を使っているのではと想像します。
次の方も、メジロの舌の長さに驚いています。
その証拠写真。
次のサイトに、舌について詳細に文章で書いている方がいました。
文章を一部引用します。
鳥には歯がありませんから咀嚼(そしゃく)することなく飲み込むた
めの機能が舌に備わっています。メジロの舌は、横から見ると”への
字”になっていて突起物があり、木の実などを飲み込む際に落ちない
ようにストッパーの役割をはたし、ベルトコンベアーのように口の中
へ送り込みます。この突起物は舌骨(ぜっこつ)器官といわれ舌を支
える骨で、鳥の場合には目に見えるほどのところまで露出し伸びてい
ます。(中略)
さらにメジロの舌の先端は、筆先のようにいくつもに分れていて、花
蜜をからめて吸い取りやすい構造となっています。
なるほど。
「への字」については、上記の「ももちゃんの花結び・・・」に、
よくわかる写真がありました。
への字の山のところで、食べ物を喉の奥に入れるのですね。
ただ、写真のメジロは、この後、木の実をもう一度嘴に出し、
実を潰してから、食べていました。
舌の先端はブラシのようになってるとのこと。
蜜を摂取しやすくなっているのですね。
舌先の写真を探しました。
ちゃんとありました。ネットは素晴らしい。
メジロの舌です。
同じく花の蜜を吸うヒヨドリの舌です。
舌先はいくつかに分かれていて、ブラシというか、
筆先のようになっています。
蜜を吸い取るには良さそうです。
最後に面白い記事を紹介します。
メジロとかヒヨドリは、花の蜜を吸います。
吸うことで、花の花粉が嘴とかについて、
他の花に移動して、結果、受粉を助けます。
しかし、スズメは、嘴も短く、舌先も筆先のようにはなっていません。
でも花の蜜は欲しい。
この記事では桜の花が出てきます。
桜の花の蜜が欲しいスズメは、
花の根元の蜜のある萼筒を、
外側から嘴で噛んで、出てきた蜜を飲みます。
花はちぎれて落ちてしまいます。
スズメのやり方は、桜の受粉には助けにならず、
「盗蜜」と呼ばれるそうです。
詳しくは、このサイトの記事を読んでみてください。
日本野鳥の会大阪支部HP 和田岳さんの身近な鳥から鳥類学 第1回 サクラの花に来る鳥たち
来年の春、桜の花が咲いたら、
このページに戻って来たいです。
もう一度読み直して、サクラと鳥の観察をしたいです。
メジロの舌の調査、面白かったです。
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