ワタの花/綿糸を紡ぐのは糸車/絹糸を紡ぐのは座繰り機?
今日は令和5年11月1日。
やってきました11月。
今月もいい月にしたいですね。
前記事のワタの話の続き。
昨日、勤務校のワタをあらためて観察。
先週は気がつきませんでしたが、
花がまだ咲いていてくれました。
さっそく写真に撮りました。
なんか天国で見かけそうな澄んだきれいな花です。
昨日はこのワタを育てている先生たちに、
摘んだワタはどうしますか?と尋ねました。
どうするのかは、まだ決まっていないとのこと。
そこで提案。ワタの白い繊維から糸を一緒に作りませんかと。
同意してくれました。
やり方は、自分が調べて、教えることになりました。
私にとっては初体験なこと。
そしてなかなか難しそうなことのようです。
この動画をまずどうぞ。
綿で糸を紡ぐということ〜綿の繊維が木綿糸になる瞬間(わたいとや)
「綿があるなら、挑戦してみよう」がいいですね。
その言葉通りに、挑戦しようと思います。
不思議ですよね、あのボサボサの綿から連続して糸ができていくところが。
綿の製品にはお世話になっているんだから、
子どもたちも知った方がいいと思います。
学校の古民具コーナーには、こんな道具があります。
「糸車 綿、絹、羊毛などの繊維を糸に紡ぐための道具」と
あります。
それだったら、この道具を使ってやってみたいと思いました。
しかし、調べていくと、この道具の名前は「座繰り機」で、
どうも繭から糸を紡ぐときに使うようです。
「糸車」で検索すると、この器具が出てきます。
この糸車を見ると、ガンジーを思い出します。
そしてインドの国旗。
このサイトによると、インドの指導者ガンジーは、
イギリスからの独立を目指している時に、
次のような旗を考案しました。
ガンジーは独立の象徴として、糸車を掲げたのです。
そして10年後には次のような旗ができました。
相変わらず糸車が中心でした。
しかし、インドが独立を成し遂げた時にできた国旗には、
糸車ではなくて、法輪がデザインされました。
糸車が宝輪になることを、ガンジーは反対したそうですが、
法輪が採用されました。
そうか、ずっと中央のデザインは、糸車を表現していると思っていましたが、
さにあらず。また一つ賢くなりました。
話を戻して。
つまり学校の古民具コーナーにあるのは、
正式には「座繰り機」であって、
繭から糸を作るときに使うものとしていいのかな。
その点は、Facebookで、詳しい人に聞いてみたいところです。