20230916キミヤーズ塾② 数学の問題2問 数字に慣れさせないと
今日は令和5年11月12日。
う〜ん、期間が空いてしまいました。
10月23日の続きです。
村上先生は0〜9の数字を10個使って、
3ケタ+3ケタの足し算を成立させようという問題。
◻︎◻︎◻︎
+◻︎◻︎◻︎
ーーーーー
◻︎◻︎◻︎◻︎
この◻︎に10個の数字を入れるのです。
これもなかなか難しい。
でも村上先生の教え子たちは、次々に式を生み出します。
756+342=1098
475+623=1098
289+746=1035
359+847=1206
これは魔法陣のように、何か仕組みがあるのでしょうか。
ネットで調べましたが、見つけることはできませんでした。
これは、0〜9の10枚のカードを使って、
試行錯誤するしかないのかな。
「数字に慣れるとできる」と村上先生。
そうですよね、数字を見ただけで嫌になる子がいます。
数字を身近にしておかなければ、
こんな問題に取り組もうという気にならないでしょうね。
次の問題も難しかったです。
1 2 3 4 5 6 7 8 9=100
数時間に四則計算を入れて、答えが100になるようにという問題。
私はすぐにお手上げでした。
やっぱり私の生活も、数字に慣れる生活をしていないのでしょう。
模範解答。
1×2×3×4+5+6+7×8+9=100
1+2+3+4+5+6+7+8×9=100
変則な解答。
123+4−5+67ー89=100
123−45−67+89=100
これも「数字に慣れるとできる」のでしょうか。
このように1〜9が順序よく並び、100とか99のように
ある特定の数字になるように四則計算を入れた式を
小町算(こまちざん)と言うそうです。
江戸時代からの計算遊びだそうです。
このサイトによると、「小町算」の名前の由来について
次のように書いてありました。
- 小野小町のように美しい数式という意味
- 小野小町の下に九十九夜通いつづけた深草少将を偲んで
- はまってしまうと結構おもしろくて時間のたつのも忘れてしまうので、こんなものに没頭すると知らないうちにおばあさん(おじいさん)になってしまうぞという意味。小野小町の歌「花の色はうつりにけりないたづらに、我が身世にふるながめせしまに」から。
などの説がある。江戸時代の寛保年間(1743年頃)には既に知られていた
「花の色はうつりにけりないたづらに、我が身世にふるながめせしまに」
現代語訳※エブリカ
桜の花は虚しく色あせてしまった。春の長雨が降っていた間に。
ー私の容姿もすっかり衰えてしまった。生きていることのもの
思いをしていた間に。
なるほどね。
村上先生は、子どもたちに円周率を覚えさせたりしています。
とにかく数字に慣れさせています。
それによって、以上のような数字の問題にも、
積極的に取り組める子どもになっているのでしょう。
数字に慣れさせること。
今日からの課題ですね。
コメント