こどものための狂言絵本アニメ「附子(ぶす)」
今日は令和5年3月7日。
社会科の授業、歴史で室町文化を教えました。
「連歌」を教えるのに苦労しました。
「連歌」を「れんが」と読むことすら私は忘れていました。
連歌はどんなものか?
何人かのグループで、上の句・下の句を連続して作っていく
言葉遊びの要素のあったものだったようです。
室町時代から江戸時代が流行のピーク。
室町時代には、合計で百句を完成させるまでやったとのこと。
最後の七七を「挙句」といい、
そこから「挙句の果て」という言葉が生まれたそうです。
意味は「その結果。あまり好ましくない結果に至った場合に用いることが多い」
実際に当時の作品を紹介したいと思いましたが、
これがとっても難しい。
諦めました。
生徒には型だけ教えました。
狂言を教えるのにも苦労しました。
実際に狂言をしている映像を見ても、
何を言っているのか聞き取るのが難しい。
例えばこの映像。
【狂言】古典狂言「附子」(ぶす)~伎芸精髄 あいちのエスプリ
晩に諦めて、寝てしまいました。
朝起きて、それでもと思って検索していたら、
いい動画を見つけました。
これなら生徒にも狂言の雰囲気が伝わるぞと思いました。
☆見る読み聞かせ☆こどものための狂言絵本アニメ 『附子-ぶす-』
さっそく授業で見せました。
生徒はしっかり見ていました。
素晴らしい作品でした。
この動画を見てから、上の動画を見ると理解がぐんと良くなります。
中学で社会科を教えている人たちへ。
狂言を教えるならこの動画がお薦めです。
先生の言葉を尽くした説明よりいいです。
コメント