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2022年12月14日 (水)

「幻の山 カカボラジ アジア最後の秘境を行く」を見る

    

今日は令和4年12月14日。

  

昨日の「ミャンマー現代史」⑩の記事で書いたことを

実行しました。

2015年4月18日放映の番組

「NHKスペシャル 幻の山 カカボラジ アジア最後の秘境を行く」

学校から帰ってきて見ました。

見始めて、すぐに思ったのは、

この番組、一度見ているぞということです。

ダメですね。

見たのに、すっかり忘れていて、

初めて見る気持ちで再生スイッチを押していました。

  

番組は2015年ですが、

登ったのは2014年10月でした。

軍事政権時には立ち入り禁止だったとのこと。

2014年というと、テインセイン政権ですね。

登山許可が下りたのだそうです。

(現在はまた禁止になっているかもしれません)

雨季の乾季の移行期で、

天気が安定することを見込んでの実行でした。

とんでもないのは、

飛行機でたどり着いた場所から、

カカボラジのベースキャンプまで

240kmもあるということ。

その行程には、ジャングルもありました。

ほぼ1カ月歩いて、ベースキャンプにたどり着きました。

この登山に挑戦したベテランの登山家も、

「こんなのは初めてです」と言っていました。

  

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飛行機で行けるのは、プタオという町です。

ここから240km。

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ジャングルには、私にとって身震いするほどいやなヤマビルがいました。

いつの間にか吸血されている人もいました。

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一行は、途中で、いくつかの村に立ち寄ります。

同じ村に違う民族。

ミャンマーは、やはり多民族国家だと思いました。

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カカボラジに挑戦した3名の登山家です。

 

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240kmの行程には、こんな場所もありました。

1人ずつ順番に渡っていました。

橋が崩壊しないようにという配慮からです。

  

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カカボラジは、1回だけ登頂された山でした。

それは1996年のこと。

カカボラジに最も近い村に住むジャンセンさんは、

その時に、故尾崎隆さんと一緒に登った人でした。

ジャンセンさんが言うには、

自分が登った時よりも、

氷が解けていて登りにくくなっているとのこと。

ここにも地球温暖化の影響が出ていました。

  

気になったのは、尾崎隆さん。

Wikipedia 尾崎隆

ここを読むと、有名な登山家でした。

カカボラジを登頂したことで、

その年創設された植村直己冒険賞の第1回受賞者と

なっています。

2011年にエベレストで亡くなっています。

尾崎さんについては、本も出版されているし、

ネットには映像もあるようです。

また後日、こだわってみたい人です。

  

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一行の前に初めて姿を見せたカカボラジ。

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案内役の人が言うには、カカボラジは、

「鳥が羽で包みこむ山」の意味。

つまり雲が山を覆っていることが多く、

なかなか姿を見ることができない山だそうです。

だからこんなにきれいに見ることができたのは、

運がいいと言っていました。

  

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1996年の尾崎さんたちのルート。

そしてNHKの隊より少し前に登ったミャンマー隊のルート。

ミャンマー隊は、2人の遭難者を出していました。

この2ルートとも、谷を通ることから、

雪崩の心配がありました。

したがって、全くの別ルートが選択されました。

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このゴジラの背を回りこむルートです。

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天気に恵まれて、ベースキャンプからの挑戦が始まりました。

頂上までには2泊の予定でした。

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いよいよ頂上アタックです。

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しかし、頂上まであと少しのところで、

ルートがなくなってしまい、3人は断念しました。

天候は悪くなり、吹雪となりました。

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カカボラジは雲の中に消えていきました。

  

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以上、簡単ですが、番組の記録です。

これで見たことを忘れることはないかな?

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