カザフスタンのヌルスルタンの写真 近未来都市だ
今日は令和4年10月25日。
地理の教科書69pには印象に残る写真があります。
「新しい社会地理」(東京書籍)
教科書にはこんな文章があります。
中央アジアは、石炭や石油、天然ガス、レアメタルなどの鉱産資源が
豊富で、その輸出で経済が成長している国では、都市の発展が見られ
ます。
(同 69p)
その発展している都市の例として、この写真が載せてあるのです。
カザフスタンのイメージは、草原に遊牧民の移動式住居。
(カザフスタンの移動式住居はウイというそうです。※カザフの住居)
ところがこの写真の街は、ビル群に近未来的なタワー)
がぜん興味を持ってしまう写真です。
動画で勉強しました。
10年来、カザフスタンとの仕事をしている株式会社クロシモの代表、
杉江顕吾さんのお話は勉強になりました。
4回に渡る動画です。
YouTube: 【アジア見聞録】知られざる国 カザフスタンの魅力と商機【専門家解説①】
5分50秒から遊牧民のカザフスタン人が映ります。
7分41秒からは街で豊かに暮らしているアフガニスタン人を映しています。
同じ国の様子とは思えません。
YouTube: 【アジア見聞録】親日国カザフスタン 知られざる日本との深いつながり【専門家解説②】
1分20秒から、新首都の基盤デザインを考えたのは日本人。
黒川紀章さんであることを話しています。
あのタワーも、近未来的な街も、日本人が考えた街でした。
タワーの前での記念撮影の様子も映っています。
4分からはシベリア抑留の話が出てきます。
カザフスタンはシベリア抑留の現場でもあったのです。
6分8秒からは、日本人とカザフスタン人はよく似ているという話題。
そこで授業で使ってみたい写真がこれです。
カザフスタンの勉強をする時に、地図帳でカザフスタンの位置や
首都のヌルスルタンの場所を確認した後に、この写真を見せるのです。
「この中に一人日本人がいます。どの人でしょう?」
男性か女性かは言いません。
結構難しいと思います。
でもこのやりとりで、カザフスタン人が日本人とよく似ている、
遠く離れているけど、同じモンゴロイドであることがわかって、
興味をもつと思うのです。
正解は一番右にいる男性です。杉江さんです。
YouTube: 【アジア見聞録】大阪市長も見た!カザフスタン万博を徹底解剖【専門家解説③】
カザフスタンでは、2017年に万博を開いていたのですね。
そのことが中心の動画です。
たくさんの人が、世界からカザフスタンに行ったようです。
ちなみに2025年には大阪万博が行われます。
YouTube: 【アジア見聞録】おまけ カザフスタン情報のあつめかた【専門家解説④】
杉江さんの会社のHPが紹介されました。
HPの写真は、カザフスタンの万博のパビリオンの写真です。
このHPを見ると、中央アジアの最新ニュースにリンクされていて、
知ることができるようになっています。
最後にもう1本動画の載せます。
【5分くらいでわかる地理】カザフスタン「首都ヌルスルタンの都市計画を担った日本人とは!? 日本とカザフスタンの意外な関係について解説!」【中央アジア】
有益な情報が含まれる動画です。
2019年に首都の名称をアスタナからヌルスルタンにしたこと。
ヌルスルタンというのは、初代大統領の名前だということ。
へえそうなんだと思いました。
日本は、カザフスタンから原油を買っています。
そしてウランも買っています。
カザフスタンはウランの産出世界一なのです。
授業では、グーグルアースで、ヌルスルタンに飛びたいね。
あのタワーの名前がわかりました。「バイテレック」
どんな授業になるかな。
本当は今は10月26日。
でも25日の投稿と自分ではしておきたい。
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