「80歳の壁」① 80歳を超えたら「幸齢者」
今日は令和4年7月24日。
この本を読みました。
「80歳の壁」(和田秀樹著/幻冬舎新書)
この本のことを誤解していました。
定年を迎えたような人が、
20年後の80歳の壁を乗り越えるための
生き方が書いてあると思いました。
違いました。
和田さんは、80歳前後の人を対象にしていました。
80歳の壁を越えて、100歳までの20年を、
楽しく迎えましょうという本でした。
でも勉強になったところはいくつもあります。
引用します。
いま日本では、65歳以上を「高齢者」、75歳以上を「後期高齢
者」と呼んでいます。でも「高齢者」も「後期」も、なんだか言葉
の響きが寂しくありませんか。
ここまで頑張って生きてきたのですから、もっと明るくて希望の持
てる呼び方をすべきだと、私は常々思っています。そこで、提案し
たいと思います。
80歳を超えた人は高齢者ではなく「幸齢者」ーーー。
これなら敬意も表せるし、温かみもあります。運も味方です。年を
取ることへの希望も感じられるでしょう。この本では、80歳オー
バーを「幸齢者」と呼びたいと思います。
(24p)
いいじゃないですか「幸齢者」。
何なら65歳以上でもいいですよ。
65歳だって、生きていりゃ幸運だと思いたいです。
毎年、100人程度のご遺体を解剖させていただいておりました。
すると、本人は自覚していないにもかかわらず、体の中に大きな病
巣があり、それ以外の病気が原因で亡くなっていた、という例が少
なくありません。つまり、最後まで気づかない病気もある、という
ことです。
ガンもその一つです。
85歳を過ぎた方のご遺体を解剖すると、ほとんどの人の体にガン
が見つかります。
つまり、幸齢者になれば誰の体にもガンがある、ということです。
世間の常識では、「ガンは死に至る病で、早期発見・早期治療をす
べき」とされていますが、じつは、それだけとは限らない。本人が
気づかないガンもあるし、生活に支障のないガンもあるのだと、教
えてくれているわけです。
とくに年を取るとガンの進行は遅くなるため、放っておいても大丈
夫なケースが意外と多くあります。みなさんにも、ぜひ、この事実
を知っておいてほしいと思います。
(24~26p)
これは90歳の父親で体験しています。
ガンの可能性は高いのですが、安定しているのです。
80歳を過ぎたら、ガンは今より怖くないものになっているかな。
ただ、ガンについては、現在なりたくはありません。
ガンで、60~70歳代で死にたくないのが本音です。
最近CMでよく見るN-NOSEが気になっています。
検査価格は13800円~とありました。
どうする?
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