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2022年3月

2022年3月20日 (日)

「葬り去られた真実」② 大惨事の真実をねじ曲げようとする人間が居る恐怖

    

今日は令和4年3月20日。

  

前々記事に引き続き、

「葬り去られた真実 日航機墜落事故の疑惑」

(宮村浩高著/青心社)

より引用します。

  

今まで書いてきたように、事故原因の究明にはとにかくボイスレコ

ーダーの公表しか無いのである。しかし事故調は頑なにそれを拒ん

できた。そして闇に葬られたかに思われていた。ところが、突然そ

の静寂をうち破るような出来事が起こった。

長年にわたって封印され続けていたボイスレコーダーが突然、テレ

ビに流れたのである。それは事故から15年目を迎えようとする

2000年8月8日のことだった。多くの人たちが驚きの思いで画

面を見つめたに違いない。今まで誰も聞いた事の無い生々しい音声

が、事故から15年後になって突如としてテレビで流れ出したのだ。

(124p) 

   

この時に流れたボイスレコーダーは、私も聞いた事があるものでしょう。

でもそれで全部ではないはずです。

全部でないから、現在裁判で戦っているのでしょう。

横田基地との交信、追尾した戦闘機との通信などがあると思います。

これらの交信が明らかになれば、真相は明らかになるのです。

  

  

私は言いようのない恐怖を感じた。それは二つの理由からである。

その一つはこの様な大惨事で真実をねじ曲げようとする人間が居る

ということ。コックピットクルーの三人の決死の努力を揉み消して

でも、誰かにとって有利に働くのなら、捏造しても構わないと考え

る人間が居るということが信じられなかった。人間の仕業かと思え

るほどである。

そしてもう一つの恐怖は、これほどまでにあからさまな誤魔化しを、

日本のマスコミは何一つ見つけることが出来なかったという恐ろし

さである。

(130p)  

   

共感します。

こんな大惨事の真実をねじ曲げようとする人たちがいることが

信じられませんでした。

  

  

驚くべき事に556頁にわたる事故調の最終報告書の中には「急減

圧」を証明する科学的、論理的な説明は見あたらない。これは非常

に奇異な事である。「後部圧力隔壁損壊説」を証明する唯一の現象

である「急減圧」の説明が成されていないのである。

それに反して「急減圧」の発生はなかったとする反論、証言、科学

的根拠はずらりとある。

(148p)

   

なぜ事故調の報告書が出たときに、

その不備をつくマスコミがいなかったのだろう。なぜ?

  

  

ここに出てくる『ピストルのサイレンサー(消音器)にそっくりだ』

とは、垂直尾翼の内部は、数多くの骨組みが複雑に入り組んでおり、

複雑な構造で発射音を小さくするピストルの消音器に、この垂直尾翼

が似ているというのだ。サイレンサー(消音器)のように複雑な内部

構造になっている尾翼の内部を凄まじいジェット気流が突き進んでも、

その複雑な構造に当たり威力は減少するはずであるという意見である。

(150~151p)

   

この本を読んで知ったことです。

尾翼の中身は空洞ではないのです。

簡単に破壊されるものではないようです。

2022年3月19日 (土)

掃除の時間のBGM候補 Def Techの「My Way」

    

今日は令和4年3月19日。

   

勤務校では、掃除の時間は音楽なしで、

掃除の終わり3分前に音楽がなる仕組みでした。

年度末反省で、掃除中に音楽を流すのがいいということになり、

来年度からはそうなることに決まりました。

私は環境美化の係なので、選曲をしました。

私が思い浮かんだのは、古い曲かもしれませんが、

Def Techの「My Way」です。

天井裏の倉庫にCDがあったはずだと探しました。

5分で発見。

あらためて聴いてみて、掃除向きの曲だと確信しました。

元気出して掃除をしようかなとおもってくれると思います。

  

ここで聴けます。


YouTube: 【歌詞・和訳付き】My Way / Def Tech

   

掃除が終わりの頃に流す曲として、

これまた古いけど、ドラマ「JIN~仁~」の

サウンドトラックCDから「夕陽が丘」を選びました。

この曲が流れると、掃除道具を片付けようという雰囲気になります。

   

この2曲でどうにかならないかな。

この2曲が選ばれるかどうかはこれから決まります。

年度内の仕事です。   

「葬り去られた真実」① しかし私は書かずには居れなかった

     

今日は令和4年3月19日。

   

この本を読みました。

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「葬り去られた真実 日航機墜落事故の疑惑」

(宮村浩高著/青心社)

  

この本は図書館で借りて読みました。

初版本で、2003年8月12日!発行の本でした。

19年前の本ですが、日航機123便には、

自衛隊の無人標的機が当たったのだと推理しています。

私が昨年知ったことは、

少なくとも19年前の本には書かれていました。

それなのになぜ今も真相が解明されないのだと思います。

今年の8月12日で37年が経ちます。

このまま月日が経ってしまうのか。

   

エピローグに書かれた文章が印象に残りました。

最初ですが、引用します。

  

今回、この本を書くにあたって、たくさんの書物から引用させて頂

きました。

私には航空関係者やジャーナリストの方々の様な、専門知識、洞察

力、文章力を持ち合わせておりませんでした。しかも調べていくと

私が書きたかったことをたくさんの方々が鋭い切り口で書物にして

おられました。それらは理論的であり、豊富な知識と膨大な取材量

に圧倒される物ばかりでした。

私には決して”新説”があるわけでもない。それどころか私のような

素人の拙い文章で、プロの方々が書かれた素晴らしい本と同じテー

マをなぞっていく事は非常に恥ずかしいことでありました。「それ

らの事はもう周知の事実じゃないか」「今まで言われていたことを

引用したにすぎない」と批判を受けるだろうが、しかし私は書かず

には居れなかった。

それはマスコミの末席に居る私が恥ずかしながら、これほどまでに

事故調の報告がいい加減なものであったとは知らなかった衝撃があ

る。多くの世間の人々は私同様、こんな事実は知らないのではない

か、「圧力隔壁説」を流し続けていたマスコミの一員としてこのま

までいいのだろうかと考え出した。

内容の殆どが、他人の書いた内容の焼き直しでもいい。出来るだけ

色々な方々の洞察をまとめてみることにも意味がある。そして何よ

りも”真実”を知って欲しい。そのためには、色々な方々の研究、取

材、洞察を利用させて頂くしか方法が無かったのである。それでも

誰かが”声”をあげ続けることは重要なことであると考えています。

ぜひ、私が読んだ「日航ジャンボ機墜落事故」関連の本を、多くの

人にも読んで貰いたいと思う。

(288~289p)

  

止むにやまれぬ気持ちで本を書き上げたことが伝わってきます。

真実が明らかになっていない現実に対して、

何かできることはないかと考えることは共感できます。

昨年夏まで「圧力隔壁説」を信じてきた自分も、

そうではない真実を知って、衝撃を受け、

このままではいけないと思うようになりました。

   

著者の宮村さんが紹介してくれた本をさっそく図書館に予約しました。

角田四郎著「疑惑 JAL123便墜落事故」(早稲田出版)

1993年の本です。

事故から8年後の本です。

どこまで真相に迫っているのだろう。

「鎌倉殿の13人」にタイムスクープハンターが映りこんでいた?

      

今日は令和4年3月19日。

    

面白いニュースがありました。

3月13日の放映の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、

スタッフが映りこんでしまったというものです。

そのニュースで使われていた写真です。

1

https://matomebu.com/wadai/kamakura13jiko20220313/

 

この写真を見ただけではよくわかりませんでした。

頼朝軍と佐竹軍の戦闘シーンということでした。

私は録画してあったので、あらためて見ることができました。

この写真があったおかげで、

一瞬映ったマスクをした白いレンズのカメラを構えたスタッフが

やっとわかりました。

これに気づいた人はすごいなあと思いました。

今日の昼の再放送では、編集し直すとのこと。

それも録画しました。

確かに映っていませんでした。

  

 

ただ、映りこんでいる人は、

タイムスクープハンターだという話も出ているようです。

なるほど、なるほど。

そう考える人もいるのですね。

「タイムスクープハンター」はいい番組でした。

  

私の最後の社会科の授業も「タイムスクープハンター」を

見せます。

3月22日が最後です。

ここでも道草 番画〈733〉〈735〉:9年前の番組で会津戦争を教えたい(2022年3月6日投稿)

2022年3月16日 (水)

番画〈755〉〈756〉:イメージを壊す源義経 フィッシャーズが人間ドック 

    

今日は令和4年3月16日。

   

番画です。

  

〈755〉大河ドラマ「鎌倉殿の13人 10 根拠なき自信」

  (2022年3月13日放映)

  

〇やっぱり気になるのが源義経である。

 戦の経験がないのに自信がある。

 本人曰く「経験がないのに自信もなければ動けない」

 これって若い時の自分を思い出す。

 経験はなかったけど、本や講座で勉強したことが

 自信になっていた。

 行動力はあったなあ。

 自分のことはさて置き、三谷幸喜さんの義経像は、

 私のイメージの中にある義経を壊していきます。

〇2005年の大河ドラマ「義経」の滝沢秀明さんが演じた

 「義経」の印象が強いかな。

 清廉潔白

 悲劇の人物

〇本当の義経はどんな人物だったのだろう。

 そんなことを思わせてくれる菅田将暉の義経です。

 これからも注目です。

〇曾我兄弟の仇討ちはどうなってしまったのだろう?

 工藤祐経は全く出てこないけど、いいのかな。 

  

   

〈756〉フィッシャーズ

人間ドックでメンバーの健康状態をチェックしたら結果が怖すぎた…
YouTube: 人間ドックでメンバーの健康状態をチェックしたら結果が怖すぎた…

 

〇フィッシャーズメンバーが人間ドックを受けた。

 人生で何度も受けてきた私から見ると、実に初々しい。

 バリウムの味とか、台の上でゴロゴロすることとか、

 眼圧検査のプシュッとするのとか、楽しそうに話していた。

〇自分は100歳まで生きて、

 ハレーすい星を見たいと思っているので、

 健康第一で頑張っていきたい。

 退職しても人間ドックは受けて行こう。

 

2022年3月15日 (火)

映像って、そう思われてしまうんだろうな。

     

今日は令和4年3月15日。

   

そう思われているんだと思ったことがありました。

  

とにかく映像を見せることを授業の中に取り入れている私。

ほぼ毎時間、長短さまざまな時間、映像を見せています。

そんな私に届いた声。

「教師は映像を見せているだけ」

「生徒はぼうっと見ているだけ」

   

映像ってそう思われてしまうんだろうな。

たしかに時には生徒が眠そうになることもあります。

完ぺきではありません、このやり方。

でも映像で伝わるものは大きいと信じています。

自分が社会科が好きになったのは、

小中学生の時に見た大河ドラマ。

映像です。その追体験をさせたいと思っているのです。

  

2021年1月から記録してきた番画のように、

日々たくさんの映像を見て、取捨選択して、

生徒には見せてきたつもりです。

前提として、長年録画してきた映像があるのです。

真似できるものならやってみてほしいです。

簡単にできるやり方ではないのです。

   

映像を真剣に見ている生徒も見てほしいです。

生徒が見てくれることが、自分の原動力になっているのです。

生徒がつまらなそううだったら、このやり方をやめています。

   

それを証明するのも残り1週間。

会津戦争と箱館戦争を残すのみ。

もっと深く教材研究して授業をします。

2022年3月14日 (月)

「わかてかちゃんねる」の日航機墜落事故の追求 番画〈753〉〈754〉

     

今日は令和4年3月14日。

   

1985年の日航機墜落事故に関する動画を見ました。

  

〈753〉わくてかちゃんねる

【日本航空123便墜落事故①】 振り返り
YouTube: 【日本航空123便墜落事故①】 振り返り

  

〈754〉わくてかちゃんねる

【日本航空123便墜落事故②】 目撃情報まとめ
YouTube: 【日本航空123便墜落事故②】 目撃情報まとめ

   

偶然見かけた動画ですが、

〈738〉「NHKスペシャル」の目撃者、中嶋初女さんの映像も

使用していました。

事故調査委員会が示した日航機の飛行経路が、

必ずしも正しいというわけではないのかと

思えてきました。

  

「わくてかちゃんねる」の追求はずっと続いているようです。

「ワタナベケンタロウ」さんの動画も気になります。

両方ともじっくり見たいけど、ちょっと時間がないです。

退職したら見ようかな。

   

会津戦争 自決していく人たちを見せた

     

今日は令和4年3月14日。

   

ここでも道草 番画〈733〉〈735〉:9年前の番組で会津戦争を教えたい(2022年3月6日投稿)

☝ この時に予告したことを、今日は実行に移しました。

  

使った番画は、主に〈733〉大河ドラマ「八重の桜 26 

八重、決戦の時」(2013年6月30日放映)です。

9年前のドラマを授業で使うことができました。

NHKが制作していなければできないことでした。

その番組を録画してなければできないことでした。

   

授業では、巨大暗記カードで5つの言葉を暗記させました。

新政府軍、戊辰戦争、会津戦争、鶴ヶ城、白虎隊です。

そして「八重の桜」を見せました。

  

冒頭でナレーターの草笛光子さんが言います。

「慶応四年 八月二十三日 新政府軍は東北諸藩を次々と攻略し、

怒涛の勢いで会津城下へと迫った」

城下における会津戦争の始まりです。

   

ああ、詳細について書きたいけど、時間がないなあ。

見せたのは、スペンサー銃を使って活躍する八重。

八重に率いられた少年鉄砲隊の活躍。

西郷頼母の妻子らが自決するところ。

白虎隊が飯盛山で自決するところ。

そして、神保内蔵助と田中土佐が自決するところ。

一方では諦めずに戦っている人たちがいるのに、

自決する人たちがいることを見せました。

想像しがたいけど、自決に美学があったのだと思います。

  

西郷頼母の妻、千恵(役:宮崎美子)が言います。

「会津は罪もないのに罰を受け、無念を飲み込んで敵に恭順した。

それでもまだ足りなくて、敵は会津を滅ぼしに来た。

そんな非道の力には、死んでも屈指ねえ。

このことを命を捨てて示すのが、西郷家の役目だ。」

  

そして草笛光子さんが言います。

「この日、自決した藩士家族は200人とも言われている。」 

  

日本の歴史では、こういうことがあったと視覚的に

示すことができたであろうか。

  

  

次の授業では、〈735〉「タイムスクープハンター 会津 

女たちの決死行!」(2013年)を見せる予定です。

こちらは、自決することなく生き抜いた会津女性のお話です。

こういう生き方もあると示したい。

そしてその後は箱館戦争です。

  

退職前の追いこみです。  

  

   

  

2022年3月13日 (日)

「朝日新聞の24時」40pの中島初代さんの証言

     

きょうは令和4年3月13日。

       

ここでも道草 2015年放映の「NHKスペシャル」どこまで日航機墜落事故に迫っているか(2022年3月7日投稿)

☝ この記事で書いたことを実行に移しました。

中嶋初女さんの証言である。

2015年当時67歳。

この本の40pに書いてあると記されていました。

その本を手に入れました。

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さっそく40pを見ました。

次のように書いてありました。

  

● 長野県警によると、十二日午後七時五分すぎ、同県南佐久郡川上

 村の主婦、中島初代さんから「午後六時五十五分ごろ、埼玉県方

 面から飛んできた飛行機が赤い炎をあげ、やがて黒い煙を残して

 南相木村と群馬県境に消えた」と、まず最初の110番が入った。

(40p)

   

確かに書いてありました。

飛行機が赤い炎をあげていたという証言は大きい。

撃墜説を裏付けるものだと思います。

  

「NHKスペシャル」では「中嶋初女」さんでしたが、

この本では「中島初代」さんでした。

これはどちらが正しいのだろう。

番画〈751〉〈752〉:今夜はヒストリーの土方歳三 英雄たちの選択の土方歳三

    

今日は令和4年3月13日。

   

前記事に引き続き、土方歳三関連の番組を見ました。

  

番画です。

   

〈751〉「世紀のワイドショー ザ・今夜はヒストリー

  五稜郭の戦い」(2012年6月27日放映)

  

〇10年前に録画したものが授業に役立ちそうである。

 ドラマ「新選組!土方歳三 最期の一日」と流れが同じである。

 両番組が基本にしているものが一緒なのであろう。

 解説がついているこの番組を見せた方が、

 生徒にはわかりやすいと思われる。

〇明治になっても活躍した旧幕臣として4人が紹介された。

 榎本武揚 勝海舟 福沢諭吉 そして渋沢栄一。

 10年前の段階では、まさか渋沢栄一が大河ドラマの主人公に

 なるとは思っていなかっただろうな。

  

〈752〉「英雄たちの選択 土方歳三”明治”に死す

  盟友・近藤勇の生死を握る決断」(2017年12月7日放映)

  

〇これは5年前の録画。やっと見ることができた。

〇鬼の副長。副局長ではなくて副長だったんだ。

〇現在の東京都日野市の農家の6男であった。

 新選組は武士らしくなく農民らしい集団であった。

 同じ服を着るという発想は、武士集団にはない。

〇1968年1月鳥羽伏見の戦い

 「武器は砲でなくてはならない」

 刀を使った戦法は時代遅れだと感じた。

 土方は、近代軍の指揮官として花開く。

〇千葉県流山での決断

 ①近藤を切腹させる

 ②新政府軍と戦う

 ③近藤を出頭させる  土方はこの決断をする

〇二股口の戦いが紹介される。

〇明治2年5月11日 土方歳三死す 35歳 

〇会津若松にある近藤勇の墓が紹介される 土方が作ったもの。

  

   

今日は、録画してあったけど見ていなかった、

土方歳三関連の番組を4つ見ることができました。

土方歳三については、授業で池田屋事件を扱った時に、

名前を覚えさせています。

今週、戊辰戦争を教えるにあたって、

会津戦争と箱館戦争を教える予定です。

最後の最後の授業は、土方歳三を教えることで終わることになりそうです。

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