会津戦争 自決していく人たちを見せた
今日は令和4年3月14日。
※ここでも道草 番画〈733〉〈735〉:9年前の番組で会津戦争を教えたい(2022年3月6日投稿)
☝ この時に予告したことを、今日は実行に移しました。
使った番画は、主に〈733〉大河ドラマ「八重の桜 26
八重、決戦の時」(2013年6月30日放映)です。
9年前のドラマを授業で使うことができました。
NHKが制作していなければできないことでした。
その番組を録画してなければできないことでした。
授業では、巨大暗記カードで5つの言葉を暗記させました。
新政府軍、戊辰戦争、会津戦争、鶴ヶ城、白虎隊です。
そして「八重の桜」を見せました。
冒頭でナレーターの草笛光子さんが言います。
「慶応四年 八月二十三日 新政府軍は東北諸藩を次々と攻略し、
怒涛の勢いで会津城下へと迫った」
城下における会津戦争の始まりです。
ああ、詳細について書きたいけど、時間がないなあ。
見せたのは、スペンサー銃を使って活躍する八重。
八重に率いられた少年鉄砲隊の活躍。
西郷頼母の妻子らが自決するところ。
白虎隊が飯盛山で自決するところ。
そして、神保内蔵助と田中土佐が自決するところ。
一方では諦めずに戦っている人たちがいるのに、
自決する人たちがいることを見せました。
想像しがたいけど、自決に美学があったのだと思います。
西郷頼母の妻、千恵(役:宮崎美子)が言います。
「会津は罪もないのに罰を受け、無念を飲み込んで敵に恭順した。
それでもまだ足りなくて、敵は会津を滅ぼしに来た。
そんな非道の力には、死んでも屈指ねえ。
このことを命を捨てて示すのが、西郷家の役目だ。」
そして草笛光子さんが言います。
「この日、自決した藩士家族は200人とも言われている。」
日本の歴史では、こういうことがあったと視覚的に
示すことができたであろうか。
次の授業では、〈735〉「タイムスクープハンター 会津
女たちの決死行!」(2013年)を見せる予定です。
こちらは、自決することなく生き抜いた会津女性のお話です。
こういう生き方もあると示したい。
そしてその後は箱館戦争です。
退職前の追いこみです。
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