番画〈360〉:ネクタイをする理由 ブドウのブルーム 消せるボールペン 緑茶なのになぜお茶
今日は令和3年8月13日。
番画です。
〈360〉「チコちゃんに叱られる」
(2021年8月13日放映)
〇質問:ネクタイはなぜつける?
〇チコちゃんの回答:生きて帰るため。
〇ネクタイの歴史は17世紀にさかのぼる。
私にとっては、意外に新しいことだった。
フランスではネクタイのことをクラヴァットと言う。
17世紀にフランスは30年に及ぶ戦争中だった。
外国からも兵士が雇われてフランスにやってきた。
クロアチアから来た兵士が首に布を巻いているのを見て、
国王ルイ13世が、あれは何かと問うた。
家来は布のことではなく、何人であるかと聞かれたと思って、
クロアチア人(クラヴァット)と答えた。
そのため、首に巻いた布のことをクラヴァットと言うようになった。
クロアチア人は、妻や母親の持ち物を身につけることで、
生きて帰ることができると信じて、首に巻いていた。
〇その他、ネクタイの歴史についてわかりやすく説明してくれた。
授業できっと使えるぞと思った。
〇質問:ブドウについている白い粉ってなに?
〇チコちゃんの回答:ろう
〇ブドウだけではなく、多くの植物にもろうはできる。
水分の蒸発や病気の予防をする働き。
白い粉は、ろうが表面に出てきたもの。ブルームという。
〇キュウリにもブルームがでたものが販売されていたが、
農薬と勘違いされたたた、現在市販されているキュウリは、
ほぼ100%、ブルームレスキュウリだそうだ。
驚き。これまた授業で使えそうなこと。
〇質問:消せるボールペンで書いた文字が消えるのはなぜ?
〇チコちゃんの回答:温度が上がると透明になるインクができたから。
〇このペンの開発秘話も面白かった。
温度が上がると透明になるインクができたのは、実はだいぶ昔。
消せるボールペンが作られるまでには30年以上が費やされる。
この話もなかなかいい。
〇質問:お茶は緑色なのになぜ茶色という?
〇チコちゃんの回答:もともとお茶は茶色だったから。
〇わざわざ「緑茶」というくらいだから、
緑茶の歴史は新しいものだといいわけ。
製法が新しくなって、緑茶が生まれたようだ。
今日の「チコちゃんに叱られる」は豊作だったと思います。
どの話も、知的好奇心をわかせるものでした。
2学期のどこかで使いたい。
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