「草花のひみつ」① スミレ イノコヅチ
今日は令和3年6月30日。
この本を読みました。
「子どもと楽しむ 草花のひみつ」(稲垣栄洋著/ヒダカナオト絵
/エクスナレジ)
この本は新聞記事の紹介文で読む気になったと思います。
イラストもいいとその記事には書いてありました。
文章だけでは抱けなかったイメージがイラストで浮かびました。
この本は、図書館で借りた本だけど、
手元に欲しい本だと思い、注文をしようと思います。
弾き飛ばされて、離れた場所に着地するスミレの種。種子についた
ごちそうを目当てにアリがやってきます。アリは巣の中へ運びこん
だごちそうを食べおわると、残った種の部分は巣の外へ捨てます。
こうしてアリに種を運ばせることに成功したスミレ。都会では土の
ある道路の割れ目や、石垣のすきまに種子が捨てられて生えている
ことが多いので探してみよう。
(16p)
この文章だけでは伝わらないことを、イラストが補ってくれます。
とても魅力的なページになっています。
見たい人は、ぜひ本を手に取ってみてください。
2013年頃を中心に草花に夢中になった時がありました。
いい時間でした。
あんな暮らし方をしてみたいと思っています。
これもまた「退職後」かな。
当時発見して撮ったスミレの写真です。
いい機会だったので、昔の記事を読みました。
川の土手が紫色に色づいているのを見て、スミレを発見。
写真を撮っています。いい暮らし方です。
ところが、イノコヅチという植物は、少しユニークな方法でイモ
ムシを撃退しています。驚くことにイノコヅチの葉っぱには、イ
モムシの成長を早める成分が含まれているのです。どうして害虫
であるイモムシの成長を早めてあげるような物質を持っているの
でしょうか?
答えは簡単です。イノコヅチはイモムシを早く大人のチョウやガ
に成長させて、葉っぱから追い出してしまおうとしているのです。
(55p)
素晴らしい知恵です。
面白い。
イノコヅチはちょくちょく見る草です。
雑草として駆除していました。
かつてイノコヅチの写真を撮ってブログに載せたことがあるか
調べてみました。
ありませんでした。
2013年の頃の私でも、
イノコヅチには関心をもたなかったようです。
今なら写真を撮るでしょう。
夏から秋の植物なので、さっそく見つけたいね。
つづく
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