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2021年2月10日

2021年2月10日 (水)

「ヤバいデジタル」③ スピーディーで途切れのないデジタル上のやりとり

  

今日は令和3年2月10日。

  

前記事に引き続き、

「やばいデジタル ”現実(リアル)”が飲み込まれる日」

(NHKスペシャル取材班/講談社現代新書)より。

  

グーグルの元社員の言葉。

  

「グーグルを使うたびに、グーグルはあなたについて詳しくなっ

ていく」

(146p)

  

便利なサービスと引き換えに、私たちの日常生活をデータ化する

企業は、グーグルだけではない。本を買おうとアマゾンを開けば、

私たちの今までの注文履歴をもとに、オススメの商品が表示され

る。フェイスブックでは、ユーザーの「いいね!」などをもとに、

私たちの趣味嗜好に合わせた広告が配信されることも、周知の事

実だ。

(147p)

  

自分のプライバシーがどれほど企業に握られようが、広告の配信

に使われるくらいなら別に問題ないと考える人も多いのではない

か。(中略)多くのIT企業は利用者のプライバシーを守るため

に、様々な施策を打っている。しかし、もし私たちの「デジタル

ツイン」が、悪意ある企業に渡ったらどうなるのか。国家権力が

悪用したらどうなるのか。

(150p)

  

悪用されることが想像できていなかったけど、

この本を読んで少しは知るようになりました。

でもまだ身近ではないです。  

  

  

スピーディーで途切れのないデジタル上のやりとりが日常と

なっている現代。

(164p)

  

いつの間に私たちは、デジタルに心まで奪われていたのだろ

う。

(164p)

   

  

メールをしてもすぐに返事が返ってこない。

でもそれは事情があって遅いのだろうと考えて気長に待つ。

そして返事が来る。

こちらの予定通りにならなかったけど、

返事を待ってくれてありがたかったといったメールが届く。

世の中スピーディーになりつつあります。

でもこういうやりとりも大事だと思いました。

とにかく効率よく進むことを第一の考えてしまいがち。

人の気持ちは、そんなに早く変わらない。その気にならない。

ゆっくり待って、返事が来たら、また次のメールをする。

これでもいいじゃんと思う。

「やばいデジタル」② 正義に酔ったことあり

   

今日は令和3年2月10日。

  

前記事に引き続き、

「やばいデジタル ”現実(リアル)”が飲み込まれる日」

(NHKスペシャル取材班/講談社現代新書)より。

  

攻撃的な批判のツイートが短時間で

急速に拡散することについての文章。

  

鳥海氏は、その理由について、「悪い人を叩くのは悪いことでは

ないという考え方になっており、どんどんその情報を広げてしま

うのです。そして、できるだけ速くいろんな人に情報を広めるこ

とによって、自分自身が正義に酔えるということがあるのではな

いでしょうか」と分析する。

(28~29p)

 

鳥海氏とは、東京大学の鳥海不二夫准教授。

  

「正義に酔う」というのはわかる気がします。

正義に酔って、かつて文章を書いた覚えもあります。

「ここでも道草」の記事の中にはあります。

 

 

ディープフェイクへの対策が難しいなかで、私たちはどうしたら

いいのだろうか。山岸教授は、「昔は映像を見たらすぐ信じてし

まう方も多かったかもしれませんけれども、それが崩れつつある

ということだと思います。特に今後大事になってくるのが、こう

いった映像を見た時、私たちがどのようにその情報を適切に理解

して、判断するかという、私たち側の問題だと思っています。私

たちのメディアリテラシーを見直して、教育するようなことが必

要です」として、私たちのリテラシー教育の重要性を強調した。

ディープフェイクが問題となるのは、作られることだけでなく、

それが拡散されるというところにある。私たち一人一人にできる

ことは、「これは本物なのか?」と疑い、偽物である可能性があ

れば、それを拡散しないという認識を持つことではないだろうか。

(56~57p)

  

映像を過信しているかもしれません。

「これは本物かどうか?」を見極めなければならない時代に

なっているのですね。

  

山岸教授とは、国立情報学研究所の山岸順一教授です。

  

  

「インターネットに、ある程度の音声データがあれば、世界中に

住むどんな人の音声も作ることができてしまいます。映像と音声

は、人類の歴史の中でも、信頼できるソースとして使えるものだ

と思われてきましたが、もはや、あなたが耳に聞こえるもの、見

るものは、現実のものではないかもしれません」

(60p)  

  

映像だけでなく音声までもが、デジタルで作り出せるそうです。

振り込め詐欺に利用されてしまえば、だまされる人も増えます。

  

  

自分の見たいと思うものだけを見る、もしくは、見たくないもの

が見えないようになる現象を「フィルターバブル」と呼ぶ・・

(76p)

 

フェイクによる世論操作を分析してきた王銘宏助教は、人々がフ

ェイクにさらされ続け、「自分の信じたいものしか信じなくなる」

ことに警鐘をならしている。

(77p)

  

情報が少ないのも問題ですが、情報過多な状況も、

「見たいものを見る」「信じたいことを信じる」というふうな

傾向になるよなあと思います。

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