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2020年10月12日 (月)

「今日は何の日」クイズの復活/麻酔の日

    

今日は令和2年10月12日。

   

復帰してから、授業のやり方に悩んできました。

いや、悩み始めたのは、中学校に転勤して、

特別支援学級で社会科を教え始めてからです。

  

何をどうやって教えるか。

ずっと揺れています。

  

今日から、授業の冒頭に

「今日は何の日」クイズをやることにしました。

通常級での社会科の内容を少しでも教えようと思って、

「今日は何の日」クイズを削除していました。

  

でも・・・「今日は何の日」クイズでの生徒とのやり取りは、

授業には必要だったようです。

授業が死んだようでした。

苦しかった。

  

まだ試行錯誤は続きますが、「今日は何の日」クイズは続けるでしょう。

 

明日は「麻酔の日」

1804年のこの日、華岡青州が世界で初めて全身麻酔による

乳癌手術を成功させました。今日は何の日 毎日が記念日

全身麻酔ができなかった時の様子を伝える文章を

次のサイトから引用します。

和歌山県立医科大学紀北分院HP

 

全身麻酔が実用化される前の外科手術とは、どのようなものだった

のでしょうか。1811年にイギリス聖トーマス病院で膀胱結石の摘

出術を受けた患者さんの記録を紹介します。

私は激烈な痛みでショックを受けることに備えていた。痛み

を過大評価していたので、切開が始まったとき顔がゆがむこ

とはなかった。しかし、私はこうしたショックに耐えるつも

りはないと宣告していた。我慢すればさらに疲労困憊しかね

ないと確信していたからである。それゆえ、次の瞬間、私は

痛みで泣き叫んだ。しかし、断固として手術は続けさせた。

(中略)

結石を引き出すために必要な力が加えられたとき、その痛み

は言い表せないほどだった。まるで全臓器が捻られたかのよ

うだった。しかし、この手術で本当につらいところの時間は

短かった。「さあ、すべて終わりましたよ」という言葉が耳

を打ったとき、「ありがたや、ありがたや」と絶叫が心の奥

底に鳴り響き、ほかのことは考えられなかった。この時の感

じはまったく筆舌に尽くしがたい。(WJ Bishop著、「外科の歴史」)

麻酔なしの手術は患者さんにとってまさに地獄の責め苦でした。一

方、外科医にとっても痛みに耐えかねて暴れ、泣き叫ぶ患者の手術

を続けることは大変なストレスです。痛みのない手術を可能にする

麻酔の開発は患者さんだけでなく、外科医にとっても待ち望まれて

いました。

    

麻酔のある時代に生きていることが、とっても幸運に思えます。

映像や写真がない時代、状況を伝える文章は貴重です。

  

コメント

子供たちがのっていない様子がわかると授業が辛くなりますね。
「今日は何の日」クイズのようなものが、案外学びのリズムをつくっていることはありますね。

コメントをありがとうございます。
やはりリズムができると思います。
今はいい感じでやっています。
何歳になっても授業は悩みます。

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