「アクロイド殺し」/思いついたことを実行する
今日は令和2年10月12日。
毎週心療内科に通っていますが、
待合室でけっこう待たされます。
こうなったら、開き直って、読書タイムにしています。
今日はこの本を読み終えました。
「アクロイド殺し」
(アガサ・クリスティー著/田村隆一訳/ハヤカワ文庫)
このハヤカワ文庫は1979年2月に初版発行されたものの、
2002年8月37刷です。
訳者による解説から引用します。
クリスティーの長編探偵小説の輝かしい歴史は、1916年、第一
次世界大戦のさなかに書かれた。彼女が二十六歳のとき。名探偵エ
ルキュール・ポアロが、この世にはじめて誕生する。もっとも、こ
の処女作が出版されるのは、いろいろな出版社をたらいまわしにさ
れたあげく、1920年、彼女が三十歳のとき、ボトリー・ヘッド
社から出版される。
(351p)
1920年。100年前です。
「アクロイド殺し」を読むきっかけなったについて書いた記事です。☟
※ここでも道草 アガサ・クリスティー作家デビューして100年(2020年9月13日投稿)
この時に読みたいと思ったことを実行できました。
訳者の解説を読むと、「アクロイド殺し」は、
このような犯人(詳細は書きません)の探偵小説を書きたいという
思いつきを、アガサ・クリスティーが実行に移したものだと知りました。
思いついたことを実行する。
人生って、大なり小なりこの繰り返し、
というか積み重ねなのかなと思いました。
私と同じ1961年生まれの三谷幸喜さんが脚本を書いて
このようなドラマが放映されていたのですね。
原作は「アクロイド殺し」
三谷さんはたくさんのことを思いついて実行しています。
楽しそうです。
私も頑張る。
思いついたことはできるだけ形にしたい。
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