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2020年8月11日 (火)

映画「谷中暮色」を見ました

   

今日は令和2年8月11日。

   

映画「谷中暮色(やなかぼしょく)」(2009年)

を見る機会を得ました。

Epson401 ☝ パンフレットの表紙の写真です。

  

天王寺の五重塔のことを知ったのは、

2018年12月でした。

ここでも道草 昭和32年7月 東京都天王寺五重塔炎上(2018年12月15日投稿)

昭和32年7月に五重塔が炎上する写真は、

強く印象に残りました。

そして炎上している五重塔を8mm撮影した映像が発見され、

それを取り入れた映画「谷中暮色」のことを知りました。

ここでも道草 「警官の血」より/刑事柴田三郎 「谷中暮色」が見たい(2018年12月30日投稿)

  

映画の中で、五重塔は炎上していました。

実際に撮られた映像と、

現在の谷中で炎上するCG映像が交錯しました。

これが見たかったと思いながら見ました。

写真であれ、映像であれ、五重塔が炎上するシーンは、

心を揺さぶられるものでした。

何か創作したいと思うものだと思います。

実際に小説が書かれ、映画が作られ、

私はささやかにブログに書いています。

  

  

映画で、五重塔再建の動きがあることを知りました。

炎上してから63年。

映画の中にも、五重塔の思い出を語る谷中の人たちが

登場しました。

五重塔がそこにあるのは当たり前の風景になっていたそうです。

そんな人たちが存命なうちに再建されるといいなと思います。

再建されることで、昔が今になる体験ができるからです。

忘れていたものが次々に浮かんで、

長く生きてきたことを感じることができると思います。

  

  

佐々木譲の「警察官の血」を読み、

実際に出かけていって谷中を歩き、

幸田露伴の「五重塔」を読み、

そして映画「谷中暮色」に行きつきました。

 

貴重な体験でした。

これで「再建」なんてことになったら、

自分史上スペシャルな体験になるでしょう。  

どうなるかな?

 

 

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