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2020年5月14日 (木)

「阿・吽(あ・うん)」7巻/唐から帰った最澄・青龍寺を訪れた空海・端午節

   

今日は令和2年5月14日。

  

Photo amazon

「阿・吽」7巻(おかざき真里作/小学館)を読みました。

  

この巻の前半部。

桓武天皇の死が迫ります。

急きょ唐から帰国した最澄は、

天皇に会うことを望むが叶いません。

中後半部。

唐の長安にいる空海は、青龍寺の恵果和尚を訪ね、

その下で過酷な修行を積みます。

恵果和尚は、空海を後継者として認めます。

 

難しいマンガです。

空想の産物ならだいたいわかればいいかと思えますが、

事実に基づいているストーリーのようなので、

社会科教師としては食らいつきたい気持ちで、

3回どおり読みました。

 

「最澄と空海は、ぞりゃあテストに出るから覚えておいてよ」

と言ってた言葉の軽いこと、軽いこと。

最澄と空海のやったことをマンガでなぞるだけでも、

とても大変です。

「灌頂(かんじょう)」が重要語句ですがよくわかりません。

  

   

ほとんどページ数が書かれていない本なので、

何話目かで示します。

第37話の中で「端午節」について説明しています。

引用します。

 

起源は、河に身投げをした

詩人屈原(くつげん)の命日等諸説ある。

中国旧暦で夏の盛りのこの時期、

疫病予防の慣習として定着した模様。

日本では戦国時代に

菖蒲→勝負

との見立てで男子の節句として広まった。

  

今は「疫病予防」という言葉に敏感に反応してしまいます。

絵でも説明してくれています。☟

本編と違って、コラムっぽいページはわかりやすいです。

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