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2020年5月14日 (木)

再読「明治・大正 日本人の意外な常識」① 明治期のウサギバブル

今日は令和2年5月14日。

 

3月に、100年前のインフルエンザの大流行のことを

調べたいと思い、図書館に予約しました。

ところが、新型コロナウイルス感染拡大のために、

図書館が閉館してしまい、借りれませんでした。

先日、通っている図書館の一つが、予約本なら

貸出OKとなり、次の本を借りてきました。

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「明治・大正 日本人の意外な常識」(後藤寿一監修/実業の日本社)

 

図書館でこの本を受け取った時に、

表紙に見覚えがあるぞと思いました。

家に帰って、机の上にこの本を置いておいたら、

奥さんに「この本、前にも読んでなかった?」と言われました。

「そうだよね、見覚えあるんだなあ」

試しに読み始めましたが、明治のウサギ税の話。

う~ん、ドラマ「タイムスクープハンター」

明治期のウサギバブルのことをやった覚えはあるけど、

本で読んだことがあったけなあ・・・。

 

本棚を調べに行きました。

そしたら、何と!同じ本が出てきました。

私は以前読んだ本でした。

  

次のブログで調べました。

何らかの痕跡を見つけられないかと。

  

これまたありました。

ここでも道草 今年の7月30日/明治は遠くなりにけり(2012年4月30日投稿)

8年前に、この記事をはじめに4本、この本関連で

記事を書いていました。

いい機会なので、4本読み直しました。

 

再読しましたが、勉強になったので、引用します。

  

  

 今でこそペットといえばイヌやネコとだいたい相場が決まってい

るが、明治の日本人はウサギに夢中であった。待合茶屋、今でいう

貸しスペースでは、集まった人びとがそれぞれに毛色の珍しい自慢

のウサギを持ち寄り披露しあう兎会が開かれた。

 さらにひと儲けを狙った人々が、こぞって投機目的でウサギを飼

い始めたことでウサギの価格高騰に拍車がかかった。

(中略)

 ブームが過熱するあまり、ウサギ欲しさに娘を売る者や、ウサギ

ビジネスの利益を巡って親子ゲンカが傷害致死事件に発展するなど

トラブルも多発したという。

 事態を深刻に捉えた東京府は兎会を禁止、さらには「兎取締ノ儀」

を設けた。ウサギの頭数の届出を義務化し、一羽につき毎月一円を

課金、もし届出を行わなかった場合には一羽当たり二円の罰金を科

したのだ。これがウサギ税である。

 この足かせによりウサギブームは一気に収束を迎える。

(17~18p)

  

先にも書いたが、ウサギブームについては、

「タイムスクープハンター」で扱っていました。

調べました。

放映日は2013年4月30日でした。

7年前でした。録画してあります。

  

8年前に本を読んだ時にはつながりませんでしたが、

読み直したことで、本と番組が頭のなかでつながりました。

 

授業で紹介したい内容です。

 

つづく

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