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2020年4月21日 (火)

「実践 ことばキャンプ」⑥ 応答力をトレーニングするには・・・

  

今日は令和2年4月21日。

  

前記事に引き続き、

「コミュニケーション力を育てる 実践 ことばキャンプ」

(高取しづか著/主婦の友社)  より引用していきます。

  

  

「ことばキャンプ」の応答力についてです。

「声や動作で人の話にこたえる力が応答力です。」48p)

としています。応答力を鍛えるのに勧めているのが

「ごっこ遊び」です。

   

 かみ合った受けこたえの練習になるのが、ごっこ遊び。お店屋さ

んごっこ、先生ごっこをたくさんしましょう。ポイントは、子ども

に質問したり、いろいろな無理難題をふっかけること。たとえば、

駅員さん役になった子どもに、目的地までの時間を聞いたり「電車

をすぐ止めてください!」などと言ってみて、子どもはどう反応す

るでしょうか。絶好の応答力のトレーニングになりますよ。

(48p)

 

実践のヒントになるような文章です。

こちらの無理難題に、どう切り返すか。

漫才や落語の勉強も効果的かもしれません。

漫才のボケとツッコミをたくさん知っておくことが、

人生のいろいろな場面で役に立つように思います。

「ホンマでっかTV」でのやりとりもとても参考になると思います。

録画しておいて、ここで明石家さんまさんは何と言ったでしょう?

なんて尋ねるのもいいかもしれません。

Main シネマトゥデイ

以上、上記の文章で思い浮かんだことを書きました。

  

  

応答力を鍛えるワークとして、

大人にインタビューすることを提案しています。

質問例をいくつか挙げています。

  

①子どものころ、どんなことをして遊びましたか?

②子どものころ、どんな食べ物が好きでしたか?

 それはなぜですか?

③子どものころ、怒られたことはありましたか?

 それはどういうことでしたか? (後略)

(50p)

  

ポイント:その他の質問としては、かわいいと思う動物、好きなタ

     レント、きらいなタレント、好きなお店、行きたいとこ

     ろ、子ども時代になりたかった職業など。  

     質問に対しては「パス」もありです。人には「聞かれた

     くないこと」があるということを知ることも大事なこと

     です。

アドバイス:インタビューが終わったら、話し手が答えてくれた内

     容をまとめて、報告してもらいます。報告させると、ほ

     んとうに内容がわかっているかどうかの確認になります。

 

Interview_kid_adult_man

 ふだんなにげなくしている会話ですが、「インタビューのワーク」

と銘打つことで、あらためて聞き手と話し手の両方を意識して行う

ことができます。

 相手に興味を持って質問すること、相手の言うことに集中して聞

きのがさないようにすること、内容を的確につかんで、わからなか

ったらもう一度聴き直すことなど、対話するために必要な力をトレ

ーニングしましょう。

 子どもが聞き手になるときには、「話し手の時間を大事」にして

一生懸命聞くように伝えてください。聞き手はうなずいたり、相づ

ちを打つ対応力が必要です。また、話し手の話にそった質問をする

ように促してください。(最後まで一生懸命に聞く/話している途

中で質問する時には『質問していいですか?』と断ってから聞く)

 インタビューされる側の大人は、どうぞ子どものころを思い出し

ながら、正直に答えてあげてください。子どもは大人が子どもだっ

たころの話が大好きです。ふだんは完璧だと思っていた大人が、「

ずっと昔は自分と同じ子どもだったんだ!」と安心すると同時に、

ぐっと身近に思えることでしょう。そして、人と人とがわかり合う

ためにするコミュニケーションが楽しいものに思えるはずです。心

を込めて話しましょう。

(51p) 

 

インタビューもいいですね。

でも今どきはマイクではなくて・・・・

Photo_9 pixabay

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