「本音で生きろ」④ アイデアの価値は暴落/要になったのが実行力
今日は令和2年4月28日。
前記事の続きで、
「本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方」
(堀江貴文著/SB新書)より引用します。
今の時代、アイデアに価値などなくなっている。あらゆる情報や
アイデアは出尽くしていて、本当の意味で画期的なアイデアなどめ
ったにない。必要な情報があればネットを探せばたいてい見つかる。
ビジネスアイデアにしても、自分の頭だけで無理矢理ひねり出そう
としてもたいしたものが出てくるわけがない。
しかし、世の中にはアイデアが溢れており、それらを組み合わせ
てまとめるだけで、新しいアイデアなど簡単に生み出すことができ
る。
アイデアの価値は暴落したが、その代わりに重要になったのが実
行力だ。アイデアはいくらでも転がっているのだから、あとはやる
かやらないかにかかっている。
話を聞けばなんだそんなことかと思うだろうが、情報を手に入れ
て、実行するだけで人生はまったく違ったものになる。
(149~150p)
この本で最も納得した文章だと思うので、太字で表示します。
ネットを使えばいろいろな情報があり、
それをつないで確かにアイデアは浮かびやすく、
いやいやすでにそのアイデアを実行している人も知ることができます。
たしかに今の世の中、問われているのは実行力です。
頭に浮かんだことを、少しでも実行にうつして目に見えるもの、
手で触れることができるものにするの力が必要になっています。
僕が他の人と違って見えるのであれば、それは情報の量だと思う。
僕はきっとあなたが普段見ている情報の量と、桁が一つ違うくらい
の量の情報を見ていることは断言できる。大事なのは圧倒的な情報
量とその処理数なのだ。(中略)
興味がないと決めつけているジャンルの中にも、有益な情報があ
るし、それが脳の刺激にもなるので、食わず嫌いはやめるべきだ。
(151p)
食わず嫌いは自分でも避けたいと思っています。
このブログの内容が多彩になれば、
その思いは成し遂げていると思います。
「そんなにたくさんの情報を頭に取り入れたら、頭がパンクしま
せんか?」と聞かれることもある。
ここに多くの人の誤解がある。個々の情報は記憶するのではなく、
浴びればいいのだ。
情報を取り入れたら、そのまま忘れてしまって構わないのだ。そ
れでは、情報を取り入れる意味がないかもしれないと思われるだろ
うが、本人が忘れたつもりでも重要な情報は脳の片隅にちゃんと残
っている。大切なことだけが、ちゃんと残るものなのだ。
大量の情報を、脳という引き出しにいったん全部詰め込む。そう
すれば、何かのきっかけで引き出しの中の情報と情報がぱっとつな
がって、新しいアイデアが生まれる。
(155p)
せっかく読んだのだから、せっかく見たのだから忘れたくない。
そんな思いで、このブログに時間をかけてうちこんできたと思います。
でも覚えておいて、
「俺知っているんだよ」と自慢するのが目的ではなく、
生きることに役立てるのが目的です。
脳の中に残っていることが目に見えてわかるなら、
安心するだろうな。
大量の情報を脳に定着し、なんらかのきっかけで情報同士の結び
つきが生まれる。このプロセスを最大限効果的に行なうには、アウ
トプットすることと、自分の考えることのくり返しが欠かせない。
アウトプットは、手帳に書き込むのでも人に話すのでもいいが、
今ならTwitterやFacebookといったSNSやブログが一番手っ取り
早いだろう。無理に長文を書こうとしなくてもいい。(中略)
気になった情報とその時に浮かんだコメントを書き込んだら、あ
とはさっさと忘れてしまう。忘れた情報はたいしたことがないから、
やはりこちらも気にする必要はない。
(158~159p)
このアウトプットと考えることは、ブログで実行してきました。
書いたことを、すっかり忘れてしまったことに気づいた時は、
ちょっとショックです。
でも気にする必要はないのですね。う~ん。
つづく
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