「世界」(2020年5月号)⑤ 日本国内で初めて花粉症患者が出たのは1961年
今日は令和2年4月26日。
この春、私は花粉症に悩まされていません。
※ここでも道草 ミネラル水で3つの効果が出ました(2020年3月31日投稿)
☝ ここでそう書きましたが、現時点でも花粉症は発症していません。
ミネラルを摂取することが、花粉症の発症を防いでいるのでしょうか。
ということは、それまでの生活はミネラル不足?
前期にに引き続き、
「世界」2020年5月号(岩波書店)より引用していきますが、
花粉症のことも書いてありました。
東京農業大学教授の小塩海平さんが
「スギ花粉症になることができた日本人」という記事を
寄せています。そこからの引用です。
この記事によると、日本国内で最初に花粉症患者が出た報告は、
1961年でした。ブタクサ花粉症でした。
スギ花粉症が国内初めて論述されたのはその3年後の
1963年した。
それまで、外国では花粉症はあったのに、
日本国内では発症しなかったので、
日本人は花粉症にならない民族なのかと言われていたようです。
しかし、1920年代、花粉症になった
日本人の記録はいくつかあるようです。
1920年代、日本人がアメリカで花粉症の診断を受けたケース
がいくつか存在する。住田朋久の研究によると、日本初のオリンピ
ックメダリストである熊谷一彌(1890~1968)も花粉症を
患っていたという。
熊谷は、1920年のアントワープオリンピックで、テニスのシ
ングルスとダブルスの両方で銀メダルを獲得した伝説の英雄である。
初めて発症したのは、翌年アメリカで行われたデビス・カップの最
中、インド戦を控えた1921年8月初旬のことであった。『テニ
スを生涯の友としてーー熊谷一彌遺稿』(1976年 講談社)か
ら、引用してみよう。
「テニスをして体を動かしている間はそれほどではないのだが、
宿に帰って静かにしていると、鼻の様子がどうもおかしい。早速土
地の医者に見てもらうと、やはり風邪だという。風邪ぐらいならば
すぐ直ると思い、気にとめずにいたが、2,3日たっても一向に良
くならない。(中略)あとで人の話を総合してみると、これがかの
有名な風土病である゛枯草熱”(ヘイ・フィーバー)の初期であった
のだ」
(257p)
今では当たり前になっている花粉症ですが、
100年前には、ほとんどの日本人には
縁がなかった病気だったのです。
なぜこの病気が日本で流行るようになってしまったのだろう。
そして不思議で、解明したいのが、
なぜ今年私は発症しないのだろうということ。
昨年前と今年で大きく違うのは、
ミネラル水を飲んでいることしか気がつきません。
今年の飛んでいる花粉が、質が違う可能性もあります。
来年も、ミネラル水を飲み続け、花粉症にならなかったら、
ミネラルの摂取が花粉症防止に役立つと考えてもいいのでは。
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