« 「人はなぜ・・・許せないのか」④ 日本人とフランス人の違い | メイン | 「人はなぜ・・・許せないのか」⑤ フランスと日本の議論の違い »

2020年3月 8日 (日)

通算7000本目の投稿/「ひきこもり支援 石川清」① 「肝心のものをくれてないんだ」

  

今日は令和2年3月8日。

  

昨日、1月14日の放映の「プロフェッショナル 仕事の流儀 

ひきこもり支援 石川清」を見ました。

今日もまた見ました。

少し聞き書きしました。

ここに書き留めようと思います。

  

  

厚労省の定義によると、「ひきこもり」の定義は、

「半年以上 家族以外と関わりを持たない人」

全国に100万人以上いるのだそうです。

 

番組冒頭、石川清さんがかかわったと思われるひきこもりの人が

石川さんのことをこう言っていました。

Rimg2149  

「師匠ですね、生き方の師匠ですね」

 

生き方を褒められるって、素晴らしいですね。

どんな人なのだろうと思って、番組を見ました。

 

Rimg2150  

聞き書きです。

 

ナレーター:20年で500人を見てきた石川さんが

  痛感していることがある。

石川:親の愛情を感じるっていう感じ方もかなり違ってきていると

  思います。

  自分の部屋を用意してあげた。好きなものを食べさせてあげている。

  「いったい、それで何が不満なんだ」っていうことを

  親は言いたいわけですよね。

  ところが、子どもの側からすると「肝心のものをくれてないんだ」

  っていう。

  ひきこもりの当事者は物質的には豊かなんですけれども、

  生きるためのいろんなスキルとか要領とか、そういったものを

  結局得られなかったようなイメージがすごく強いんですね、僕ね。

  それが成熟してないっていう。

  家の中で親と一緒にいると、基本的に子どもの部分が

  肥大化するっていうのが、僕の意見なんですけれども。

  例えは悪いですけれども、幼虫やさなぎのまま社会に出ることに

  なっちゃったみたいな。

Rimg2151

Rimg2152

   

20年ひきこもりの人と付き合ってきているなんて、

私の身近にはいません。 

そのような人の語っていることなので貴重です。

「子どもの部分が肥大化する」という視点は今まではなかったです。

「肝心なもの」とは何だろう?と思って聞き、

「生きるためのスキルとか要領」は

具体的にどうやってあげるんだろう?

私自身は娘や息子に渡しているのかと疑問に思いました。

  

肝心なものを渡せないと、

子どもがひきこもりになる原因になってしまう。

それはいったいなんだ?

 

解決していないけど、解決する方法はあります。

石川清さんの書いている本があります。

ドキュメント・長期ひきこもりの現場から」(洋泉社)

図書館で調べたら、現在「貸出中」でした。

予約して気長に待って、読んでみようと思います。

  

  

ちょうど7000本。

番組がよかったので、きりのいい今回、

この番組について書こうと思って実行しました。

教育のヒントがたくさん入った番組です。

  

まだつづく  

  

コメント

コメントを投稿

最近の写真

  • Img_8523
  • Img_8520
  • Img_8519
  • Img_8518
  • Img_8522
  • Img_8521
  • Img_8517
  • Img_8512
  • Img_8510
  • Img_8508
  • Img_8507
  • Img_8504

楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉