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2020年3月 8日 (日)

通算7000本目の投稿/「ひきこもり支援 石川清」① 「肝心のものをくれてないんだ」

  

今日は令和2年3月8日。

  

昨日、1月14日の放映の「プロフェッショナル 仕事の流儀 

ひきこもり支援 石川清」を見ました。

今日もまた見ました。

少し聞き書きしました。

ここに書き留めようと思います。

  

  

厚労省の定義によると、「ひきこもり」の定義は、

「半年以上 家族以外と関わりを持たない人」

全国に100万人以上いるのだそうです。

 

番組冒頭、石川清さんがかかわったと思われるひきこもりの人が

石川さんのことをこう言っていました。

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「師匠ですね、生き方の師匠ですね」

 

生き方を褒められるって、素晴らしいですね。

どんな人なのだろうと思って、番組を見ました。

 

Rimg2150  

聞き書きです。

 

ナレーター:20年で500人を見てきた石川さんが

  痛感していることがある。

石川:親の愛情を感じるっていう感じ方もかなり違ってきていると

  思います。

  自分の部屋を用意してあげた。好きなものを食べさせてあげている。

  「いったい、それで何が不満なんだ」っていうことを

  親は言いたいわけですよね。

  ところが、子どもの側からすると「肝心のものをくれてないんだ」

  っていう。

  ひきこもりの当事者は物質的には豊かなんですけれども、

  生きるためのいろんなスキルとか要領とか、そういったものを

  結局得られなかったようなイメージがすごく強いんですね、僕ね。

  それが成熟してないっていう。

  家の中で親と一緒にいると、基本的に子どもの部分が

  肥大化するっていうのが、僕の意見なんですけれども。

  例えは悪いですけれども、幼虫やさなぎのまま社会に出ることに

  なっちゃったみたいな。

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20年ひきこもりの人と付き合ってきているなんて、

私の身近にはいません。 

そのような人の語っていることなので貴重です。

「子どもの部分が肥大化する」という視点は今まではなかったです。

「肝心なもの」とは何だろう?と思って聞き、

「生きるためのスキルとか要領」は

具体的にどうやってあげるんだろう?

私自身は娘や息子に渡しているのかと疑問に思いました。

  

肝心なものを渡せないと、

子どもがひきこもりになる原因になってしまう。

それはいったいなんだ?

 

解決していないけど、解決する方法はあります。

石川清さんの書いている本があります。

ドキュメント・長期ひきこもりの現場から」(洋泉社)

図書館で調べたら、現在「貸出中」でした。

予約して気長に待って、読んでみようと思います。

  

  

ちょうど7000本。

番組がよかったので、きりのいい今回、

この番組について書こうと思って実行しました。

教育のヒントがたくさん入った番組です。

  

まだつづく  

  

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