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2019年11月28日 (木)

「天平の甍」最初のページで勉強

今日は令和元年11月28日。

 

ここでも道草 「天平の甍(いらか)」/映画と原作本(2018年10月31日投稿) 

☝ ここで書いたことを、1年以上経ってしまいましたが

実行します。何と書いてあったかと言うと・・・

  

初版が出たのは昭和29年のこと。

漢字とか言い回しなど、今とは違います。

その辺りを、このブログに書き留めておきたいです。

  

天平の甍」(井上靖著/新潮文庫)の最初のページ(5p)と

次のページ(6p)を分析してみます。まずは5p。

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① 議せられた(ぎせられた)

 「相談された」「話し合われた」という意味でしょう.

 あまり今では使われないように思います。

 

 

② 録事(ろくじ)

 意味は「記録・文書をつかさどる官職。書記。」

 引用:コトバンク

  

③ 一艘(いっそう)

 「艘」船の数え方。この漢字もあまり見なくなりました。

  

④ 押使(おっし/すべつかい)

 意味は「使者の身分序列が高い場合、大使の上に置かれ、

 全体を統轄する官職。」引用:Wikipedia

 「遣唐押使」となると、遣唐使の中でも上の身分と考えられます。

  

⑤ 知乗船事  読み方も意味も不明

  

⑥ 医師(くすし)

 「薬師(くすし) 日本における医師の古称。漢方薬の専門家であり、

 本草学に基づいて生薬による治療を行った。」引用:Wikipedia

  

⑦ 卜部(うらべ)

 「律令制で、神祇官(じんぎかん)に仕えた職員。

 卜占(ぼくせん)による吉凶の判断をつかさどった。」引用:コトバンク

 卜占は占いのこと。

  

⑧ 都匠  読み方も意味も不明

 

⑨ 水手(かこ)

 「船を操る人。古くは広く船乗り全般をさしたが、

 江戸時代には下級船員をいった。」引用:weblio辞書 

  

⑩ 銓衡(せんこう)

 「選考」と同じ意味。weblio辞書には次のように書いてありました。

 「本来は『銓衡』。『銓』は分銅、『衡』は、はかりざおの意で、

 はかりしらべる意。」

 本来は「銓衡」なのに、今は「選考」が使われているということかな? 

  

  

特に「水手」は知ることができてよかったです。

それでは次のページ。

  

つづく

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