« 2019年11月8日 | メイン | 2019年11月10日 »

2019年11月9日

2019年11月 9日 (土)

椿森林軌道のインクライン

今日は令和元年11月9日。

  

この本を読みました。

61cyaw1vfel

amazon 

「特撰森林鉄道情景」(西裕之著/講談社)  

 

前投稿でも書いたように、

金とく」で森林鉄道に関心を持ちましたが、

山好きにとって森林鉄道に関心を持つことは

必至なことだと思いました。

 

この本には、全国各地の森林鉄道の写真が

どっさり載っていました。

そのほとんどが、白黒写真です。

もうとっくの昔に、森林鉄道の運営は終了しているからです。

かつて、山の中に線路が敷かれ、たくさんの材木を積んだ貨車が

動いていたのですね。

大杉谷森林鉄道にあったインクラインも、あちこちにあったようです。

一番印象に残ったのが、秋田県の男鹿半島にあった

椿森林軌道のインクラインの写真。

この1枚だけ転載しちゃいます。すみません。

Epson110  

添えられた文章も引用します。

 

この線の特徴は、集落の背後に急な斜面が立ちはだかっているために、

漁港の貯木場からすぐにインクラインで台地状の中腹部に上がって、

ある程度の水平軌道で伐採地まで向かうという線形である。

(43p)

  

漁港の名前は椿漁港。

グーグルアースで見ると、この港は今もあるようです。

そして「集落の背後に急な斜面」は今もあることが

わかります。

ただインクラインがどこにあったのかは、不明です。

グーグルアース 男鹿半島 椿漁港

Photo  

調べると、インクラインがあった可能性のある場所を

駆け上がった方がおられました。

廃線レポート 椿森林軌道  <第一回/>

Tubaki_5

いるのですね、こういう人。

椿森林軌道の跡を克明にたどることを試みる人が。

素晴らしい。

2005年の報告でした。

特撰森林鉄道情景」は2014年の刊行。

きっとこの本のインクラインの写真を見て、

感激されただろうなあ。

大台ケ原山森林鉄道その6/東洋一の索道

  

今日は令和元年11月9日。

  

前投稿に引き続き、

10月25日放映の「金とく 中部ネイチャーシリーズ

 大台ケ原山 幻の森林鉄道を探せ」より。

  

船津駅から歩いてきた、橋本博さんと小林知之さんは、

大きな谷を見おろせる場所にたどりつきました。

Rimg2114

Rimg2113

これが大杉谷です。

深さ400m以上の険しい谷です。

Rimg2118a

☝ この図の、深い谷の部分に来たのです。

ここをどうやって木材を運ぶのか。

  

ここで橋本さんが、写真を提示してくれました。

Rimg2115

Rimg2116

Rimg2117  

索道(さくどう)と言うそうです。

谷の上に張られたワイヤー。そこに木材をつるして運んでいました。

こんな感じに。☟

Rimg2118  

長さは1300m。

昭和初期、造られた当時は「東洋一の索道」と呼ばれていたそうです。

材木と一緒に人が乗っているのが驚きです。

  

  

う~ん、まだ書き留めたいことはありますが、

金とく 中部ネイチャーシリーズ 大台ケ原山 

幻の森林鉄道を探せ」の読み物化はここまでにします。

大台ケ原山森林鉄道その5/橋と線路が残っていた

  

今日は令和元年11月9日。

  

今日も頑張って道草しよう!

 

一昨日の投稿に引き続き、

10月25日放映の「金とく 中部ネイチャーシリーズ

 大台ケ原山 幻の森林鉄道を探せ」より。

  

前回で紹介した大杉谷森林鉄道のインクラインは

地図で表わすとここです。☟

Rimg2101  

インクラインで高い場所につながった森林鉄道は、

再び山奥に向かって延長します。☟

Rimg2102  

☝ 深い谷を目の前にします。

そこまでの行程で、当時をしのばせる光景に出合いました。

Rimg2103

Rimg2104

☝ これはすごい。橋があって、レールが残っていました。

それもカーブ。

 

Rimg2105

☝ 線路の幅は3cmほどしかなくて、狭いです。

その狭さのために、脱線事故も多かったそうです。

カーブを曲がる貨車の映像が流れました。

Rimg2106

Rimg2107

Rimg2108

☝ 時速数kmでゆっくりゆっくり通過したそうです。

  

橋本博さんの語りです。聞き書きします。

  

橋本:この辺、大杉谷を含めて紀伊半島南部は、

  かつては”木の国”と言われていたんですね。  

  それだけ木材資源、森林資源が豊富にあったと

  いうことなんですけども。

  昔、まだ技術が未熟な時代に、寝食を忘れて

  汗とか油にまみれて辛苦を重ねた時代があったんです。

  そういう苦し時代があったからこそ、

  今があるんですね。今の林業があるんです。

  だからこそ、こういったところに足を運んで、

  先人たちに敬意を表すというか、

  目を閉じて見るんですよ。

  そうするとかつての賑わいがね、はっきりと力強く

  よみがえってくるんですよ。

  機関車の音とか、チェーンソーの音とか、

  斧の音とかが。それがたまらないんですよ。

Rimg2109

Rimg2110

Rimg2111

Rimg2112  

☝ 私もこの場所に行って、想像してみたいです。

   

森林鉄道跡の探索は、当然登山に近いので興味津々です。

山中に入って、この風景に出合ったら、感激するだろうなあ。

  

つづく

 

最近の写真

  • Img_9488
  • Img_9481
  • Img_9480
  • Img_9479
  • Img_9478
  • Img_9477
  • Img_9476
  • Img_9475
  • Img_9474
  • Img_9473
  • Img_9472
  • Img_9471

楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉