« 最近、映画を2本見ました | メイン | 「英雄たちの選択 名人円朝」その2/初の「円朝作品」 »

2019年8月 8日 (木)

「英雄たちの選択 名人円朝」その1/8月いっぱい幽霊画展あり

今日は令和元年8月8日。

  

7月17日放映の「英雄たちの選択 名人円朝 新時代の落語に挑む!

~熊さん八っつぁんの文明開化~」を見ました。

どのような内容だったか書き留めておきます。

  

〇江戸時代の末期、大人気の落語家だった三遊亭円朝。

Rimg1939

〇創作した怪談話が得意だった。

〇「怪談牡丹灯籠」「累ヶ淵後日の怪談」(後の「真景累ヶ淵」)

〇舞台背景も作って落語をしていた。

〇口語での状況や人間の感情の描写が上手であった。

〇夏目漱石や正岡子規も寄席に足繁く通った。

〇文学よりも早く口語での描写が進んでいた。

〇30歳で明治維新

〇「怪談話なんかもってのほか」

 「民衆の教訓になるような話をするように」政府からのお達し。

 国民教化を託された寄席。

〇芸人は卑しい身分とされてきた。芸人に地位を上げたいと思っている。

 国民教化に協力すれば、地位が上がる可能性ある・

 でも怪談話も大事にしたい。

〇悩む円朝。その頃、怪談めいた話が伝わる塩原家の取材に行く。

〇何でも実地に行って確かめて話を創る円朝。

〇円朝の取材メモのタイトルは「話の種」

〇円朝は、塩原家の話を怪談話ではなく立身出世物語として創る。

 「塩原多助一代記」

〇この話は、大ヒット。歌舞伎でも上演される。

〇倹約と立身出世を説く・・・修身の教科書にも載る

Rimg1950

〇円朝は政府の要人とも接触するようになった。

〇しかし、明治20年代。不景気。倹約して

 立身出世ができるような世の中ではなくなった。

〇円朝 最後の高座の演目は「牡丹灯籠」だった。

Rimg1949

   

Rimg1940

三遊亭円朝の菩提寺である全生庵には、

「幽霊画」がたくさん保管されています。

円朝の生まれる前の絵もあれば、

円朝の創った話から生まれた絵もあります。

Rimg1952

Rimg1941

Rimg1942

Rimg1943

Rimg1944 

100幅(ひゃっぷく)集めるのを目指したが、

果たせなかったそうです。

Rimg1946

8月いっぱい「幽霊画展」が行われているそうです。

幽霊画を目の当たりにできるチャンスです。

「谷中」にビビッときました。

あの燃えた天王寺五重塔があった場所です。

ここでも道草 昭和32年7月 東京都天王寺五重塔炎上(2018年12月15日投稿)

明日、横浜に行く用事があります。

そのついでに行こうかな。  

コメント

コメントを投稿

最近の写真

  • Img_8523
  • Img_8520
  • Img_8519
  • Img_8518
  • Img_8522
  • Img_8521
  • Img_8517
  • Img_8512
  • Img_8510
  • Img_8508
  • Img_8507
  • Img_8504

楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉