「石狩平野」を楽しむ 3/「元禄」「深更」「引退ったり」
今日は令和元年8月28日。
前投稿の続き。
本「石狩平野」(船山馨著/河出書房)を読んでいます。
いろいろな興味深い言葉と出合っています。
なんという生地か鶴代にはわからなかったが、
薄い羽根のような柔らかな花模様の単衣で、
袖が元禄になっていた。 (63p)
女性なら知っていると思いますが、「元禄」って何?
調べました。
説明を読みましたが、こういうのは図がいい。☟
イメージできました。
通直が戻って来たのは、深更であった。 (66p)
「深更」はわからず。
調べました。
「しんこう」と読み、深夜、真夜中の意味。
これは初めて出合った言葉です。
(40年前の読んだときは、読みとばしたことでしょう)
これは死語になるのではと勝手に思います。
「夜が更(ふ)ける」は使うけど・・・。
「黒田も頑固ものじゃから、自分から旗を巻いて
引退ったりはせんだろうが・・・・・(略)」 (72p)
「引退ったり」をどう読むか。
調べる前に予想しました。
「しりぞったり」でもない、
う~ん、
「ひきさがったり」
うんこれだ!
調べました。
調べた限りでは、どのサイトにも載っていませんでした。
でも、きっと「ひきさがったり」だと思います。
皆さん、どう思いますか。
ご存じの方はぜひ教えてください。
また明日。
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