新聞からの引用/UDフォント その2
今日は令和元年8月26日。
前投稿に引き続き、8月7日の朝日新聞夕刊1面の
記事から引用します。
この春に文部科学省の検定を終え、2020年度から
小学校で使われる教科書にも、UDフォントが登場する。
啓林館(大阪市)は、出版する全4教科で採用した。
担当者は、障碍者への合理的配慮を求める
障害者差別解消法が16年に施行されたことや、
障害がある子とない子がともに学ぶインクルーシブ教育の
広がりなどを理由として挙げる。
教育出版(東京)も算数や社会などで使う。
(中略)
UDフォントは一般生活でも活用されている。
ライオンは2010年にパッケージデザインの
UD基準を策定し、現在の多くの商品でUDフォントを使う。
例えば解熱鎮痛薬のバファリンAは、
ロゴ以外は全てUDフォントだ。
担当者は「法定記載事項や注意表示などの表示が増える一方、
スペースは限られている。少しでも見やすくなるように、
と考えた」と話す。
(中略)
東急バス(東京)は17年夏から、停留所などを伝える
車内の液晶画面に使うようになった。
担当者は「全ての人に分かりやすく、正確な情報を伝えるため」
と狙いを語る。
(後略)
驚いたのは、バファリンAを作っているのが
ライオンだということ。
家にあるバファリンAを見てしまいました。
「ライオン株式会社」とちゃんと書いてありました。
もちろん、UDフォントも確認しました。
UDフォントに関心が高まった記事でした。
やっぱり新聞も勉強になります。
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