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2019年8月26日 (月)

新聞からの引用/UDフォント その1

 

今日は令和元年8月26日。

  

最近はほとんど新聞を読みません。

新聞を見るのは、しばってリサイクルごみで出す時です。

しばっている時に気になった記事を、

ここに書き留めておきたいと思います。 

8月7日朝日新聞夕刊の1面です。

  

カット見出し ☟

Epson092 

主見出し ☟

読み書き困難な子向け 学力向上にも効果

  

前文(リード) ☟

字を読みやすくすることで誤読を減らそうと開発された、

ユニバーサルデザイン(UD)のフォント(書体)を

教育現場で活用する動きが広まっている。

読み書きに困難がある子どもに効果的なだけでなく、

学力向上にもつながると期待されている。(山下智子)

  

本文 ☟

「今までの教科書やプリント類と比べたら、革命的に読みやすい」

奈良市の高校3年の松谷知直さん(17)は、

「UDデジタル教科書体」で印字された学校のプリントを見て、

こう話した。

書体メーカーののモリサワ(大阪市)が、

デジタル教科書向けに開発したUDフォントだ。

松谷さんは読み書きに困難があり、一般的な明朝体は

「文字の輪郭が青く光って、

文字が踊りだして飛んでいく」ように見える。

小学5年の頃から、太さが均一なゴシック体の方が

読みやすいことに気づいたが、

学校ではなかなか理解してもらえなかった。

母の真由美さん(45)は「学校生活において

『読める』はスタートライン。書体を変えるだけで、

そこに立てる子がいることを知ってほしい」と言う。

 

UDフォントは形がわかりやすいように、

文字の中の空間を広くとったり、

濁点を大きくしたりしていることが特徴。

モリサワが「高齢者に読みやすい字」を求めて

開発を始めたのは十数年前。

その後、弱視や、ディスレクシアなど読み書きに

困難がある子どもの学習を助ける書体も

目指すようになった。

  

弱視の専門家による研究なども踏まえて開発した

UDデジタル教科書体の場合は、

手書きに近い教科書体の長所を生かしつつ、

文字の太さの強弱を抑えたり、

「す」などにあるルールを大きくしたりした。

文字の先端がとがっているとストレスを

感じることもある発達障害の子に配慮し、

はらいやはねの先端は丸めた。

Epson091_2  

(中略)

(奈良県生駒市の)市教委の城野聖一課長(54)は

「わかりやすさは、意欲や学力の向上にもつながる」と話す。

市は今年度から、市内の20小中学校のパソコン全台に

「UDデジタル教科書体」を含む43書体のUDフォントを

入れた。

本文後半は次の記事にうちます。

  

いつぐらいだったか、明朝体は読みにくいと感じました。

そして、自分が作成する文書は、

「AR丸ゴシック体」なる書体で、うつようにしていました。

年をとって、明朝体を自然と避けてきたのでしょうか。

 

教科書体とゴシック体の補って新しい書体を作成するなんて、

いいアイデアだと思います。 

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