4月1日の『雑学王』より/「広辞苑」の意味の記載のルールとは
今日は令和元年8月1日。
さあ8月だ。8月もいい月にするぞ。
前日の記事に引き続き、4月1日放映の
「芸能人雑学王最強No1決定戦2019春!」より。
これがラストとしたい。
聞き書きです。
ナレーター:昨年1月、10年ぶりの改訂となり
話題になった「広辞苑」。
その「広辞苑」を見ると、1つの言葉でも、
複数の意味を解説している場合があり、
①②③と意味の項目に順番をつけて記載しています。
実は発行当初の1955年から意味の記載順に
ルールを設けているのです。
では、「広辞苑」が言葉の意味を記載する
順番に設けているルールとは何でしょうか。
考えてみてくださいね。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
解答は次の通り。
岩波書店辞書編集部の平木靖成さんの言葉を
聞き書きします。
平木:一つの言葉に複数の意味が発生している場合は、
現在の意味を優先するのではなく、もともとの
古い意味から順番に伝えるようにしています。
このことによって、言葉の歴史がたどれるように
なっています。
これが「広辞苑」の魅力の一つです。
と、いうわけです。
「優しい」の変遷。☟
「凄い」の変遷。☟
そして正式解答。☟
国語辞典は関心があって、ブログにもたくさん書いてきました。
岩波書店の平木さんは、この記事でも登場しています。☟
ここでも道草「知られざる国語辞書の世界」その1・・・各辞書の紹介(2013年4月4日投稿)
ここでも道草 「知られざる国語辞書の世界」その2・・・「恋」の語釈(2013年4月7日投稿)
「その2」の記事には、今回の解答を自分が書いていました。
広辞苑では、語釈を古いものから順番に表記しているようです。
「知られざる国語辞典の世界」シリーズはその7まであります。
たぐっておきたいです。
次の記事もたぐっておきたいです。
ここでも道草 「ケンボー先生と山田先生~辞書に人生を捧げた二人の男~」を見た その1(2013年5月11日投稿)
これはその2までです。
以上で、「芸能人雑学王最強No1決定戦2019春!」の読み物化完了。
コメント