「知られざる国語辞書の世界」その1・・・各辞書の紹介
今日は4月4日。
3月23日にBS-JAPANで放映された
番組「知られざる国語辞書の世界 テレビ史上初!ことばサミット」は面白かった。
この番組の内容を少しでもここに書き留めておこうと思います。
7種類の国語辞書の編集者が集まりました。
7種類の国語辞書の紹介がまず良かったです。
聞き書きをしてみました。
「広辞苑」
1955年。終戦からわずか10年の日本に、この辞書が登場した。
岩波書店の刊行の中型国語辞書「広辞苑」
みずからを日本の辞書の最高峰とうたい、
日本の歴史を牽引してきた誇り高き勇者である。
「岩波国語辞典」
社名をその名に冠するのが、小型国語辞典の「岩波国語辞典」
50年の歴史と伝統を重んじる、まさに日本語の鑑。
言葉に関するうんちくは、辞書界随一。右に出る者はいない。
「三省堂国語辞典」
伝統の岩波に対して、活きの良い現代語をモットウに、
三省堂より刊行された小型国語辞書の「三省堂国語辞典」
略して「三国(さんこく)」
世の中にあふれる数多(あまた)の言葉を軽やかに捉え、いち早く採用する。
その姿は、まさに辞書界のワードハンターである。
「新明解国語辞典」
独特の感性と常識を覆す長文解説。
それが辞書界の風雲児、三省堂「新明快国語辞典」
累計発行部数はなんと2000万。
革命児は今や日本で最も売れている看板辞書へと成長。
「大辞林」
中型国語辞典として、「広辞苑」と双璧をなすのが、三省堂「大辞林」
より現代的な意味を読者に提供するサービス精神が信条。
圧倒的な実用性が武器である。
「日本国語大辞典」
日本で唯一の大型国語辞典は、
小学館の「日本国語大辞典」略して「日国(にっこく)」
言葉の用例や語源をさかのぼれるかぎり追求。
全13巻におよぶ、その圧倒的な情報量は、他に追随を許さない。
「明鏡国語辞典」
2002年、颯爽と現れたのが、大修館書店の小型国語辞典「明鏡国語辞典」
現代を映す鏡のごとく最新の言葉を柔軟な解釈で取り入れる
新しい辞書作りがモットウの超新星だ。
この番組は2時間番組。
全て見終わると、この辞書の紹介が当たっているなあと思います。(後日つづく)
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