« 2019年8月30日 | メイン | 2019年9月1日 »

2019年8月31日

2019年8月31日 (土)

「新美の巨人たち 仁和寺・観音障壁画」 観音様が持っていた仏教を広めるアイテム?

  

今日は令和元年8月31日。

  

全投稿に引き続き、8月17日放映の

新美の巨人たち 仁和寺 観音障壁画」より。

  

印象に残った場面を書き留めます。

 

Rimg2135  

33体の観音様の中で、「最先端の観音様」と紹介された観音様。

☟ 一番左の観音様です。白い衣を着ている観音様が多い中で、

緑色の衣は目立ちます。

Rimg2136  

この観音様には手が多くあり、いろいろなものを持っています。

持っているものにはすべて理由があるそうです。

Rimg2134

たとえば、ほら貝は「仏教の教えを世に広める手段」

鉢は「托鉢を受ける器」というわけです。

ところが一つだけ不思議なものを持っていました。

これです。☟ 

Rimg2137  

何だと思いますか? 私は、線香だと思いました。

予想してみてください。

  

  

  

  

 

 

 

 

 

 

Rimg2138

☝ 林教授によると「くじ」「おみくじ」なのだそうです。

意外でした。

Rimg2139

 

今のおみくじと当時のおみくじは違ったようです。

  

ナレーター:そう、観音様が握りしめているものは、

  お寺でおなじみのおみくじ。

  おみくじは1から100までの番号がふられた

  おみくじ棒を自分で引いて、

  その番号の紙に書かれた運勢を見ます。

  しかし、江戸時代の引き方は、現在と違いました。

  まず、口や手を洗い清め、お経を唱えて、三十三度礼拝。

Rimg2140

Rimg2141

  そんな段取りを経て、ようやく引くことができる

  神聖な儀式でした。

Rimg2143

  書かれていたのは、人生の指針となる仏の教え。

  江戸時代、おみくじは仏教を広める役割をはたし、

  大流行したそうです。

Rimg2144

  そう、徳応は仏と人をつなぐ流行のアイテムを

  描きこんでいました。

  

徳王(とくおう)とは、観音障壁画を中心になって描いた絵仏師。

フルネームは、木村徳応。

  

おみくじが仏教を広める役割をはたしていたのは驚き。

そして観音様が持っていたことに納得。

こうなったら、実物を見に行きたい。

11月24日までに都合をつけて仁和寺に行きたい。

  

「新美の巨人たち 仁和寺・観音障壁画」 33体の観音様と物語

今日は令和元年8月31日。

  

京都の仁和寺は縁があったお寺です。

ドラマ「遺留捜査」でのロケ地探しで「御室仁和寺駅」を知り、

仁和寺を知って、実際に行ってきました。

 

その仁和寺に関係する番組を見ました。

  

8月17日放映の「新美の巨人たち 仁和寺 観音障壁画」です。

今、仁和寺では、滅多に見ることができないものを

見ることができるそうです。

 

  

御室仁和寺駅に行くにはこの電車です。☟

Rimg2116  

夏休み期間中・・・つまり今日まで? 明日まで?

嵐電(らんでん)の車外も車内も観音様づくしだそうです。

Rimg2117

Rimg2118  

中づり広告までが、観音様の手になっています。☝ ☟

Rimg2119

Rimg2120

Rimg2121

☝ 案内人は、とよた真帆さんでした。

  

現在、仁和寺では、「観音堂 特別公開」が行われています。

5月に始まり、11月24日(日)まで。

   

観音堂は、僧侶の修行の場であるために、

建設されてから今まで、僧侶しか入れない建物でした。

373年たっての一般公開です。

  

番組では、公開中の観音堂の「観音障壁画」を紹介してくれました。

  

応仁の乱で焼失した観音堂が再建されたのは、

江戸時代のはじめです。

Rimg2122  

ご本尊の千手観音像。☟

Rimg2123  

この千手観音像を包むように、壁画が描かれています。

縦3メートル、長さ15メートルの壁画の上段には、

33体の様々な観音様が描かれています。

Rimg2124

Rimg2126

そして下段には、観音様にまつわる物語が描かれています。

Rimg2125_2

Rimg2125

たとえば、この一組。☟

Rimg2127

Rimg2128  

下段に描かれているのは、

まさに処刑されようとしている人の姿です。

しかし、なぜか刀が折れて処刑できません。

処刑されている人が、「観音様、助けてください」と

お願いしていて、上段の観音様がその願いをかなえているのです。

 

  

たとえば、この一組。☟

Rimg2129

Rimg2131

Rimg2132  

下段は、悪人に崖から落とされている人の図です。

しかし、信ずるものは救われる。

上段の観音様が、落ちてくる人を助けようと、

手を差し伸べています。

  

このように、一組一組、観音様と物語がセットになっているのです。

番組では、この2セットしか紹介されませんでした。

実際に行って、それぞれの観音様と物語を見たくなりました。

  

  

次の記事でもう少し書きます。

今日は令和元年8月31日。

  

前投稿で「真景累ヶ淵」のことを書きました。 

これは三遊亭円朝が作った落語の怪談話です。

先日、8月17日に放映された「歴史科学捜査班

人間国宝が語る!江戸怪談 恐怖の真実」を見ていたら、

真景累ヶ淵」に関係しそうな話が出てきました。

怪談文芸評論家の東雅夫さんが、

江戸時代に幽霊は女性が多いということで、

番町皿屋敷」のお菊さんとともに名前があがったのが、

累(かさね)物語」の(さん)でした。

Rimg2145  

累物語」は、初めて聞いた物語名でした。

どのような話なのでしょう。

調べました。

  

コトバンク 日本大百科全書(ニッポニカ)

 

☝ ここから引用します。☟

  

伝説上の女性、およびこれを脚色した戯曲の通称。

伝説は下総国羽生(はにゅう)村(茨城県常総市)法蔵寺に

伝わる因縁話で、承応~寛文(1652~73)ごろ、

醜婦の累が嫉妬深さのため夫与右衛門に殺され、

その怨念が一族にたたったが、祐天上人の祈りで解脱したというもの。

これを素材に多くの歌舞伎脚本、浄瑠璃がつくられ、

「累物(かさねもの)」とよばれる一系統になった。

 

コトバンク 百科事典マイペディア

  

☝ ここからも引用します。☟

  

人妻と密通しその亭主の助を殺した浪人の与右衛門は,

のち奇しくもその娘の累と通じることになったが,

助の怨念で累は醜女に変わり,与右衛門は恐怖のあまり彼女を殺す。

  

 

累は醜女であり、男に殺されて、その恨みを幽霊になって

はらそうとする話のようです。

  

醜女に変わってしまうところは「真景累ヶ淵」にもあり、

やはり男への恨みを、死後はらそうとするところは共通です。

三遊亭円朝は、当然、この「累物語/累物」をベースに

お話を作ったと想像できます。

  

  

調べていると、マンガ「」を知りました。

710jvclsjul amazon

 

主人公の累は醜い女性という設定です。

2013年発行のマンガですが、

江戸時代の累物語の累を意識したと思います。

2018年に映画化もされています。


YouTube: 「累 -かさね-」【予告】9月7日(金)公開

Photo

幽霊話ではないようですが、

「累=醜女」は今でも受ける継がれています。

興味ある映画ですが、家族で見る映画ではないかな。 ? 

  

  

「累」のことを書いてきたので、

この記事のタイトルは、マンガをまねして、

「累」一文字にしよう。

  

最近の写真

  • Img_9488
  • Img_9481
  • Img_9480
  • Img_9479
  • Img_9478
  • Img_9477
  • Img_9476
  • Img_9475
  • Img_9474
  • Img_9473
  • Img_9472
  • Img_9471

楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉