探査機「NEW HORIZONS」 気になる名前
今日は1月2日。
前投稿の続き。
探査機の名前は「NEW HORIZONS」
「HORIZON」は「地平線」「水平線」という意味が
日本の中学生には有名ですが、
通例複数形で(思考知識などの)「限界」「視野」「範囲」の
意味があるそうです。参考:weblio
探査機の名前は複数形なので、
「限界」「範囲」の意味と予想されます。
そして、今まで探査機が行きつくことができない距離まで
行くことが目的の探査機の名前には似つかわしいと思いました。
「NEW HORIZONS」はすでに冥王星に接近して、
観測しています。2015年のこと。
きっとニュースでもしっかり報じられたと思いますが、
その時には、私の好奇心には引っかかりませんでした。
今回特に参考にしているサイトから引用。
※月探査情報ステーション ニューホライズンズの写真で冥王星接近を再現したアニメーションをNASAが公開
NASAより、ニューホライズンズの冥王星接近の際に撮影された
写真をつなぎ合わせて作成したアニメーション動画が公開されました。
23秒ほどと短いアニメーションですが、接近前、
冥王星とカロンをかなり遠くから撮影した写真から始まり、
冥王星のクローズアップ、そして通り過ぎたあと、
冥王星が太陽を隠したためにみえてきた
大気のリングの写真で終わります。
(カロンは冥王星の衛星)
YouTube: The Pluto System As Seen By New Horizons Spacecraft
大事業を成し遂げて、さらにもう一つのことを行おうとしている
探査機「NEW HORIZONS」
この探査機の名前から、日本の中学生(およびOB)が
思い出すのは、英語の教科書「NEW HORIZON」(東京書籍)
でしょう。
昨年の4月に久々に中学校勤務になり、
今でも英語の教科書は「NEW HORIZON」だと知りました。
私も使っていた「NEW HORIZON」
いつから始まった教科書なのか調べました。
wikipediaによると、
1966年(昭和41年)に第1版が刊行されたそうです。
平成28年の採択率は33.8%。教科書会社6社のトップ。
全中学生の3分の1は、この教科書です。
(2位開隆堂出版の教科書24.8% 3位三省堂の教科書24.2%)
日本の中学生は全て「NEW HORIZON」だと思いこんでいましたが、
2位、3位の会社はけっこう競っているのですね。
以上で、朝の道草は終了。
コメント