20180825樹海を歩いてきました クニマスは湖沼陸封型/せの海の変遷
今日は9月4日。
前投稿の続きで8月25日の登山報告です。
今回がラストです。
西湖のほとりにある西湖ネイチャーセンター。
※ここでも道草 20180825樹海を歩いてきました クニマス展示館で長居(2018年9月2日投稿)
「クニマス展示館」を含む施設です。
そこで購入したのが「奇跡の魚(うお)クニマスについて」という
冊子と、缶バッジです。
これが勉強になりました。
少しだけ引用します。
ヒメマスはベニザケのコカニー(湖沼陸封型)です。
およそ15~10万年前にできた阿寒湖に入り込んで、
湖で一生を送るようになったのがヒメマスです。
クニマスもベニザケのコカニーですが、
田沢湖は180~170万年前にできたと考えらえています。
「陸封」という言葉に注目。
「陸封」の意味を調べました。
海産動物が地形的に海から切り離された湖沼などに封じこめられ、
そこで淡水動物として世代を繰り返すこと。
甲殻類アミの仲間のイサザアミなど。
また、降海する性質の魚が、環境の変化などのために
湖沼・河川に閉じこめられ、そこで繁殖するようになる現象をもさす。
ヒメマス・ヤマメ、琵琶湖・池田湖などのコアユはその例。
※引用:コトバンク 大辞林第三版
なるほど。
また面白い言葉、現象を知りました。
8月25日の報告のラストは「せの海」の形。
せの海はどんな形をしていたのでしょう?
参考になるサイトはここ ↓
このサイトによると、
「古せの湖」(このサイトでは海ではなくて湖)という
大きな湖があって、富士山の噴火による溶岩流で、
「せの湖」と「本栖湖」に分離。
「せの湖」が貞観噴火で溶岩流で「西湖」と「精進湖」に分離。
したがって「本栖湖」「西湖」「精進湖」は地下で
つながっている湖。したがって水位の上下も同じ。
図を載せたいと思いましたが、
これはいいと思うものがありませんでした。
以上で8月25日の報告終了。
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