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2018年2月15日 (木)

20180203観音山報告その2/昭和31年生まれの送電鉄塔

今日は2月15日。

  

2月3日に登った浜松市の観音山の報告。

  

山で出会った送電鉄塔の写真です。

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送電鉄塔のあるところは、送電線展望台と名付けられていました。

送電線があるために、樹木は切り開かれていて、

見晴らしのいい場所でした。

しかし、私がここで注目したのは、

遠景ではありませんでした。

送電鉄塔にあった表示です。

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 「昭和31年1月建設」と書いてあります。

昭和31年! 西暦で1956年。

62年前の送電鉄塔? そんなに年数が経っているのに現役?

ビックリしました。

そもそもそんなに古くから、送電線の必要があったの?

その辺りが全く不明。

家に帰ったら調べようと思っていました。

今頃実行。

 

ここに答がありました。

技術探索 送電鉄塔の歴史

ここで見ることができる論文(本郷栄次郎著)によると、

初めて送電鉄塔ができたのは、1907年のことだそうです。

100年以上の歴史がありました。

 

次のサイトも参考になりました。

中部電力 31000基の鉄塔を見守る

ここから引用します。

  

適切なメンテナンスをおこなえば、

鉄塔は100年以上もたせることも可能です。

鉄塔は、風雨や直射日光にさらされるため、

防食性の高い亜鉛めっきを施していますが、

それぞれの建設地点における自然環境の影響により、

時とともに劣化していきます。

山地では40~50年も亜鉛めっきの効果が保たれる鉄塔もありますが、

沿岸部では海塩による腐食により建設後10年ほどで

補修(塗装)が必要となる場合もあります。  

(中略)

経年劣化のスピードは鉄塔ごとに異なるため、

1基ごとの状況を確実に把握し、

その健全性を保っていくことがますます重要です。

中部電力では1年に700基ほどの鉄塔に塗装を施し補修をしています。

  

  

100年以上もたせることが可能とあります。

私が見た鉄塔は62年。まだまだ。

そしてこの鉄塔は塗装されていました。

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そうなると、100年以上頑張る送電鉄塔になるかも。

私より5年早く生まれた送電鉄塔ですが、

私より長生きするんだあ。

  

  

私が生まれてからあくせく生きてきましたが、

その間この鉄塔はずっとここに立っていたんだよなあ。

お疲れさん。

これからも頑張って。

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