11月8日の晩にあっけなく「gradation」(池田綾子)入手
今日は11月11日。
11月9日から生活のBGMを変えました。
ジャクソンブラウンから、
池田綾子のミニアルバム「gradation」です。
ここでも道草 「明日への手紙」の作詞作曲の池田綾子さん(2017年11月5日投稿)
↑この記事に書いたように、「明日への手紙」の作詞作曲者として、
池田綾子さんに出会い、池田さんの曲を調べているうちに、
アルバムを聴きたくなりました。
レンタル店に置いてなくて、CDを購入する時には、
いつもずっとお世話になっている近所の小さな楽器屋さんで
注文していました。
世の中、ネットから曲をダウンロードする時代になっても、
あえてそこでCDを注文してきました。
1年前の日記を見たら、ブルース・スプリングスティーンのアルバムを
購入していました。
※参考:ここでも道草 新しい生活のBGM/何もしないって、つまらない(2016年12月6日投稿)
その楽器屋さんとは、思えば27年ほどのお付き合い。
レンタル店に置いていないCD、
特に洋楽やサントラのCDを注文してきました。
手元にCDを持っていたい場合も注文してきました。
たくさんのCDを買ったなあ。
欲しいCDに出会うと、かならずそのCDに割り振られた番号を調べます。
上記のブルース・スプリングスティーンのアルバム
「チャプター&ヴァース」だとSICP- 4985 でした。
楽器屋さんにアーチスト名、アルバム名、そしてこの番号を知らせます。
そうすると楽器屋さんが発注をかけてくれます。
発注の際に、この番号は重要なのだそうです。
何日かすると、勤務校にCDを届けてくれます。
あるいは、休日だと電話がかかってきて「CDが入ったよ」と教えてくれます。
自転車で出かけてお店で購入します。
なかなか手に入らない厄介なCDを注文する時もあって、
楽器屋さんは根気よくいろいろな方面に問い合わせてくれました。
そんなCDを手に入れるまでのやりとりが思い出深いです。
楽器屋さんが言っていました。
今どき、こうやってCDを注文する人は少ないこと。
ネットからダウンロードする人が多いこと。
さらに、CDがあまり大量に作られなくなったため、
在庫が近隣にないことが発生。
輸送量とかがかかるようなことがあり、
店側としてもあまり儲けがないことなどなど。
儲けがないと言いながらも、顔を合わせると、
「何かCDの注文はありますか?」と尋ねてきていました。
この春、その楽器屋さんが心臓の病で急死。
以前にも危篤になったことがあり、そこから生還された方。
体をいたわりながら過ごしておられました。
心臓の病は怖い。
つい数日前にお見かけしたばかりだった方が、今はいない。
そんなことが起こります。
今回、池田綾子さんのアルバム入手のため、
まずはレンタル店の在庫を調べました。
ネットで調べられます。
残念ながらなかった。
どうする?
ネットから曲をダウンロードすることにしました。
今までめったにやったことがないことに
本格的に挑戦してみました。
利用したサービスはこれ↓
便利ですね。
11月8日の晩遅く、
池田綾子さんのミニアルバム「gradation」の7曲が
簡単に手に入ってしまいました。
すぐに聴くことができました。
あっけないほど。
欲しいと思った10分後には、手元に曲があり、
聴くことができました。
これが今の時代なんですね。
ただ楽器屋さんとのやりとりを思い出しました。
CDを手に入れるまでのやりとりは、
ごっそり抜けてしまいました。
CDの入手方法。(でも実際にCDは手元には来ないけど・・)
私にとって新時代のスタートと言えそうです。
でも、楽器屋さんとのやりとりは忘れないでいたい。
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