11月6日の授業その2/ことわざの切り貼り
今日は11月11日。
11月6日のもがいた自立活動の授業の後半。
当初は新聞記事を使う予定でした。
新聞記事から必要な字を探し出し、
切り貼りして文章を完成させる内容です。
例えが悪いけど、「脅迫状」づくりのようなことです。
ねらいは共同作業時のコミュニケーションの向上、
字を探す時に、その文字を頭に留めて探すワーキングメモリートレーニング、
さらに切り貼りする時の技術アップ。
さすがに授業で脅迫状の文章をつくらせるわけにはいかない。
どのような文章をつくるといいだろう。
検討した結果、「ことわざ」にしました。
わが学級にはGakkenの「ことわざカルタ」があります。
44のことわざがありあす。
このことわざを、新聞の切り貼りで作ろうと思いました。
カルタの絵をコピーして、ひとまわり大きなカードに貼りました。
大きなカードを使って、広い場所でカルタをやろう!と声をかけました。
そこに鉛筆でことわざを書きました。
これを子どもたちに渡して、
カードの余白に新聞記事を切り貼りさせようと思いました。
しかし、事前にやってみたところ、
次の理由で、非常に難しいことがわかりました。
・新聞記事の中から、ことわざの文字を見つけることは難しい。
・新聞記事をカッターで切り抜くには、字が小さいし、
紙の材質も担任している子どもたちには薄すぎて切りにくい。
そこで次のようなものを作りました。
ワードでA43枚分、44のことわざを打ち込みました。
そしてそれをランダムに並びかえました。
新聞の代わりに、この3枚を3種の色の上質紙に印刷して子どもたちに配りました。
授業では3人グループで共同作業にしました。
3人は自然と声をかけあっていました。
「”類”を探すね」
「”友”が見つからない」
「ここに”友”があったよ」
「ありがとう」
「次は何を探せばいい?」
このコミュニケーションが授業でのねらいのひとつ。
大きなカードの裏面には、磁石をつけて黒板に貼れるようにしました。
出来上がったカードから黒板に貼っていきました。
その一例↓
こんな授業をしました。
後半はオリジナルです。
44のことわざのうち、時間内に出来たのは20ほど。
残りは、空き時間を使って少しずつ完成させていきます。
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