「世界ふしぎ発見!春日大社」より・・・800年前の絵/斜めの回廊
今日は8月11日。
5月20日放映の「世界ふしぎ発見! 奈良・春日大社とイースター島
神秘のつながり」を見ました。
この番組で勉強になったことを書きます。
春日大社にしぼって。
〇春日大社の境内で、ミステリーハンターの竹内海南江さんと
春日大社の宮司さんが話をしています↓
宮司さんから竹内さんに質問が出ました。
800年前の絵巻物「春日権現験記絵」に、
春日大社の様子が描かれていて、
ほとんど今と変わらないそうです。
ただ一つだけ大きく変わっているそうです。
それは何か?
大きく変わったのは、上の写真の大きな杉の木です。
800年前の絵では、細い木で描かれています↓
800年経つとこんなに大きくなるのですね。
いやいや、800年経てばやっぱりこれくらい大きくなるのでしょう。
800年生き続けていたことが、絵でわかるなんて楽しいぞ。
〇以前、他の番組で春日大社の回廊が斜めに造られていることを知りました。
それは、春日大社が神が宿る御蓋山(三笠山/みかさやま)の斜面の上に造られ、
神の山を削ることなく造られたためだそうです。
今回の「世界ふしぎ発見!」でも同じ説明がなされました。
↑この扉がわかりやすい。
4隅が直角ではない平行四辺形で造られています。
回廊がすべてこの平行四辺形なのです。
これは難しい技術なのだそうです。
目の当たりにしたい回廊であるし、扉です。
〇「世界ふしぎ発見!」のクエスチョン。
春日大社のお祭りに関係します。
お祭りに重要なものの一つが、神様へのお供えです。
春日大社のお供え物の中に、日本最古として記録されているものがあります。
その食べ物は中国で生まれ、日本には奈良時代に遣唐使が伝えたと言われています。
そのため、その食べ物には、かつて「唐」の字がつかわれたそうです。
さて、この食べ物とは?
考えてくださいね。
その食べ物は今も食べられていて、馴染み深い食べ物です。
「唐」の字は使われていませんが、「とう」という読み方は残っています。
正解は・・・こちらです。
「豆腐」でした。
「豆腐」は「唐符」だったのですね。
江戸時代の記述だと、「豆腐」なのだそうです。
中国から伝わったから「唐符」
驚きました!
「大豆」から作られるから、「豆」だとずっと思ってきましたが、
「豆」は当て字の可能性あり。常識を崩されました。
(つづく)
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