ドラマ「遺留捜査」の中の「京都将棋」
今日は7月27日。
今晩もドラマ「遺留捜査」が放映されますが、
今日のネタは先週7月20日放映の「遺留捜査」より。
殺人の現場で将棋の駒を見つけた糸村聡(上川隆也)。
「銀」の裏が「角」になっているのを見て驚きます。
糸村はその将棋の駒の疑問を鑑識の村木繁(甲本雅裕)にぶつけます。
この会話がためになり、よかった。
聞き書きします。
糸村:京都将棋?
村木:あなた、何にも知らないんですね。
いいですか、普通の将棋盤は縦横9マスずつ、81マスあります。
でも、京都将棋は縦横5マスだけ。
一手動くごとに駒を必ず裏返すのがルールなんです。
糸村:その度に駒の動きが変わるということですか。
村木:そういうこと。「銀」の裏が「角」
「金」の裏が「桂馬」「飛車」の裏が「歩」
そして「香(きょう)」の裏が「と」
名付けて「きょうと将棋」
糸村:それが由来ですか?
村木:ま、通説ですけどね。
神崎莉緒(栗山千明):あのう、糸村さん。
糸村:あ、そうでした。村木さん、すみません、
この駒の焦げた部分を調べていただきたいのですが。
神崎:それって、何か事件と関係があるんですか?
糸村:さあ。
神崎:さあって、糸村さん。
糸村:でも村木さんなら、何か見つけてくれると思いまして。
神崎:何その無茶ぶり。
村木:(笑)あのねえ、この人ね、悪気があるわけじゃないんですよ。ねえ。
神崎:何で村木さんがフォローするんですか?
糸村:じゃあ、よろしくお願いします。(去って行く糸村、神崎)
村木:どこに行ってもマイペースだなあ。あんなんでやっていけるのかなあ。
以上です。
京都将棋はさぞや歴史があるものだと思ったら、
1976年に発案された比較的新しい将棋でした。
発案者は田宮克哉という人です。
詰将棋の普及に尽力をされた方のようです。
2011年に88歳でお亡くなりになっています。
短い時間で勝敗がつくので、小学校向きかもしれません。
ドラマで勉強しました。
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